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あるがままに ~ Let it be as it lies.

ゴルフ・ごるふ・Golf
ゴルフについて日々感じたことを綴ってみます。

マスターズ 片山がんばれ

2005年04月05日 | Weblog
今週からいよいよマスターズ。有力選手(いわゆるビッグ4 ウッズ、シン、エルス、ミケルソン)が今シーズン勝利を重ねる等調子良く、またアダム・スコットやルーク・ドナルドなどの若手も調子が良く、一方、トム・レーマンやオラサバルといったベテランも復活しつつあり、非常に興味深いマスターズとなった。優勝予想はまた明日にでも。

日本からは丸山と片山が出場する。丸山は世界ランク20位台を保持しており、かつ昨年の全米オープンで4位に入っており文句なしの出場。一方問題は片山。昔より日本ツアーの賞金王にはマスターズの招待状が来ていたがそれに倣った形での特別招待を受けた(唯一の特別招待)。なぜ片山には特別招待を出し、モンゴメリーやシンダラーには特別招待を出さないのか、と問題視する声がある。

モンゴメリーは今シーズン欧ツアーで数回優勝争いをする等調子が上向きであり、これまでの功績(7年連続欧ツアー賞金王)に鑑みて特別招待を、という意見がある。一方シンダラーは昨年米ツアーで1勝をあげている。かつては米ツアーでの勝利者は自動的に出場資格を得てし、賞金額ほんの数十ドルの差で米ツアー41位になり(誰か他の人が最後のホールで数十センチのパットを外したから)出場資格を取得できなかっただけだから、特別招待を、という意見である。

これに対する反論は、世界ランク50位という形でこれらのケースを救っているというもの。数回優勝争いをしたり米ツアーで1勝をあげていれば、当然世界ランク上位に入ってくるでしょうと。

とすると、日本ツアーで賞金王をとるくらいであれば当然世界ランク上位に入ってくるでしょう。なのに何故片山だけ特別扱いをするのか、という再反論がある。さらに問題なのは片山が今シーズン出ているいくつかの試合で全く結果を出していないことだ(モンゴメリーとは反対に)。

だからこういった雑音を封じ、来年以降も日本ツアーの賞金王には特別招待が来るように、片山には是非とも結果を出して欲しい。少なくとも予選通過はして欲しい。そうでないと本当に来年以降日本ツアーからは誰も出れなくなってしまうよ。


(4月7日夜追加)
残念ながら、マスターズの委員長が記者会見で、片山の特別招待は(本人の実力ではなく)日本のテレビのため、ということを認めました。つまりTBSがお金をマスターズに一杯支払って日本の視聴者が真夜中にもかかわらず見るから、片山が招待されたと。もちろんラッキーと開き直ることもできるが、片山には、見返すべくぜひぜひ頑張って欲しい。