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あるがままに ~ Let it be as it lies.

ゴルフ・ごるふ・Golf
ゴルフについて日々感じたことを綴ってみます。

全英オープン タイガー・ウッズ優勝

2005年07月18日 | Weblog
モンティが前日に言っていたように彼が最終日に66、15アンダーだったら逆転優勝だったわけだが、その本人がイーブンでは難しい。フェアウエーがスケートリンクのようだったらしい。ピンの位置もやはりメジャー最終日で難しかったようだ。ただそれ以上にモンティは昨日もそうだがプレッシャーがかかるとパットを全てショートしていた。

逆にウッズは勝負どころで本当にパットが決まっていた。特に昨日の17番、本日の12番。今回の全英オープンで飛距離1位と同時にパットも最小だそうだ。

爆発力のあるガルシア、グーセンが伸ばせなかったのもいまいちだった。2000年の時ほどウッズは「無敵」というわけでは無いと思うのだが。やはり「勝つ」ということに本当に執着している、ということだろう。いいゴルフをしたから良かったとか上位だから良かったとかではなく、「勝つ」という一点にのみ執着しているということだろう。でも本当の凄さはそれを実行できるということである。もちろんアイルランドでみっちり事前合宿をし確実に毎回63が出せるようになるまで練習したそうだ。

先日のラウンドで、フェアウェー真ん中にドライバーのナイスショットをして同伴競技者を初めてオーバードライブした時にぼそっと「なぜこれが毎回出ないのですかねえ」と半分冗談で言ったら、その同伴競技者が「(ミスショットを)君が選んでいるからだよ」と言われて、なるほど、そういう意識の持ち方があるのか、執着心とでも言おうかそれが無かったのだなあ、と思っていたので、尚更、ウッズの「執着心」の強さに思い至ったわけである(もちろんレベルは全く違うが)。

残すは全米プロ。他の選手の奮起に期待したい。特にガルシア。