いよいよあと1つ勝てば札幌行きが決まる大一番。
当初シーズン最終戦になっていたこともあり、QVCマリンは試合開始1時間半前から大混雑。
内野自由席も1階席は満席で、2階の3塁側へ陣取ることとなりました。
席を取ってからいそいそと階下へ降ります。お目当てはそう、九十九里のはまぐり。
それほどでもない行列。しかしこれは整理券を受け取るための行列で、実際に焼きはまぐりへありつけるのは券を受け取ってから1時間以上経ってから。言わばこの列はディズニーランドでいうところの「ファストパス」の列なのです。
20分ほどで整理券を受け取って自席へ戻ります。
スタメンはご覧のとおり。
ここでもう1度はまぐり会場へ行ってみると、焼きはまぐり受け取りの列はなんとアパホテル前の歩道橋近くまで延びていました。これじゃ試合開始には絶対間に合わない、はまぐりを受け取って戻ったら武田勝が谷元に替わってましたなんてことになりかねないので、1回裏の終了後に昼飯の調達を兼ねて行くことに。
内野自由席では早くも立ち見客が出るなか、ビッグフラッグともに試合開始。
大一番を任された石川歩。初回はランナーを出しますがゼロで切り抜けます。
ファイターズの先発は武田勝。生で観るのは3月の鎌ヶ谷スタジアム以来。そういえば、あの頃は「今年の新外国人はレアードよりハーミッダに注意だな」と思ったなー。選手を見る目、なし。
1回裏が終わり、はまぐりを取りに行きます。
焼きはまぐりは小2個か大1個のようです。うん、肉厚でおいしいなー。ただ、少し冷めていたのがガッカリ。早めに貰いに行ったらアツアツが食べられたのかも。
はまぐりをいただいた後は外周のお店で「ナシゴレン＆ローストビーフ丼」を買って自席へ戻ります。ナシゴレンとジャンバラヤの違いってなんでしたっけ。どちらも辛くて目玉焼きが載ってるご飯くらいしかわからないな。ナシゴレンは辛ウマ、ローストビーフは若干肉がぱさぱさしていました。来シーズンも何度か使わせてもらうかも。
お買い物をしている間に石川が1点を失っていました。スマホをチェックすると犠牲フライの模様。そしてナシゴレンにがっついてる間に陽ダイカンがタイムリー。今日の石川は球数多めでピリットせず。
その裏、相手のお見合いヒットにも助けられ1アウト満塁のチャンスを作り、中村ショーゴが犠牲フライ。打った瞬間は「いったぁ～！」と叫ぶほどのいい当たりだったけどなあ。2回から早くもチャンテ投入、球場全体がマリーンズファンによる独特の熱気に包まれています。この雰囲気、良いわ。
3回には近藤に長打を打たれ更に1失点。ここで石川から藤岡へスイッチ。早めの投手交代、吉と出そう。石川は札幌で頑張れ。
対するファイターズも武田勝からバイタルネット谷元へ。
このままズルズルいきそうなところを変えたのがベテランでした。福浦がしぶとくタイムリー。そしてサブローが値千金の走者一掃タイムリーを放って逆転！ハイタッチの嵐、万雷のサブローコール。
「なんでＣＳ争いでサブロー使わなきゃアカンねん」「清田か角中いれば...」と思った私、やはり見る目がありません。全力で謝りたいと思います。そういえば、6月の神宮ではサブローの今期唯一のホームランを生で観ました。今シーズン、サブローとの相性が良いのかも。
4、5回は藤岡がピシャリと抑えます。この藤岡のリリーフがグッとマリーンズへ流れを引き寄せました。
6回は益田。
7回は松永。
8回はもちろん大谷。「ソラシド」が流れればマリーンズの勝利は目の前。
迎えた最終回。
「ファイナル・カウントダウン」に乗せて、内が登場。いよいよ札幌行きへのカウントダウン、あとアウト３つ。
先頭のレアードにヒットを打たれ、
代打、大谷翔平が登場。切れのあるスライダーで空振り三振、あと2人！
お次は矢野謙次。代打攻勢が続きます。ファウルフライで抑えてあと1人！
迎えるは杉谷。ライトへ上がった打球を伊志嶺がつかみ、ゲームセット！！！
ベテランと投手陣の踏ん張りで白星をつかみとりました！！
やりました！ＣＳ進出！！周りのマリーンズファンと抱き合い、ハイタッチ。そして万雷の内コール。
私、泣きそうです。2年ぶりのクライマックス。ついに、ついに、ゴールデンイヤーへの扉が開かれました。
突出した成績の選手がいない、主力のけが人が相次いだ、そんななかみんなでつかみ取った素晴らしい札幌行きの切符だと思います。ベテランが意地を見せる、これまでチームを引っ張ってきた石川が良くないならリリーフがつないで頑張る。感動的な試合だったと思います。
「5割だから...」「3位なのに...」なんて声も聞こえますが、ルールはルール。札幌で、福岡で存分に暴れてやりましょう。
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