Tak's 雑記帳

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アメリカの牛肉

2005-04-30 23:57:02 | 社会一般
BSE対策緩和案に反論 農水、獣疫事務局に提出へ (共同通信) - goo ニュース

 話は輸入ありきで進んでいるようだ。米国産牛肉輸入問題である。

 アメリカでBSEが発生が確認されてからしばらく経つが、今のところ2頭目の発症例は報告されていない。というよりも、全頭検査ではなく抜き取り検査(?)であるからやろうと思えば動作の怪しい牛は除外して検査すればよい話。また、2頭目の発生例も「アメリカ」という国なら表に出さないだろう。
 なんといっても自分が一番、自分さえ都合がよければそれでいい国なのだから。

 それに巻き込まれ続けてきた国に日本という国がある。今回もアメリカにはぺこぺこ頭を下げ、現況の全頭検査を廃止し21ヶ月以下の牛の検査を止めることとなるようだ。理由は日本が全頭検査をしていたらアメリカ産牛肉が売れなくなるからというもの。“今のところBSE発症例が”ない21ヶ月以下の牛肉をアメリカから輸入するにあたり、日本産牛肉が21ヶ月以下も検査しているとそちらのほうが安心だから、アメリカ産牛肉がこれまでのように売れないというもの。どう考えてもおかしい。しまいには「早く輸入再開しなければ経済制裁」なんて物騒な話も出てくる始末である。OPP問題といいまったく都合のいい国なのである。

 話は牛丼に移る。3大牛丼チェーン店のうち、牛丼がないのは吉野家のみ。売上も落ち込んでいるらしい。他国産の牛肉を使わない理由は、昔アメリカ産牛肉を他国産のものに変えたところ倒産に至った経緯があるためアメリカ産以外は使わないとのこと。しかし危険性を秘めたアメリカ産牛肉を使って果たしてどれだけの顧客が戻ってくるだろうか。豚丼と煮汁が一緒なら豚丼でも感染する危険性はないのだろうか?そうなってしまえば、おそろしい。

 中国や韓国にはこのごろ強めに出た日本国であるが、アメリカにはまだまだ。主権を持った国としてしゃんとしてもらいたい。

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