Tak's 雑記帳

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オートマチックトランスミッション

2006-07-23 01:00:12 | その他
 現在日本で売られている乗用車カテゴリに属する車は、大半がオートマチックトランスミッション(AT)車だという。理由は、操作が簡単なこと、それに伴って長距離運転も楽なこと、燃費もマニュアルトランスミッション(MT)車との差が小さくなってきたことなどが挙げられよう。
 MT車の運転は確かに大変だ。車速や周りの状況に応じて自分でギアを選択しなければならないし、発進時に半クラッチやアクセル操作を誤るとエンストする。短距離だと、「車を運転している!」という感に浸れると思うが、ちょっと旅行に行って長距離を運転するとAT車よりは疲れるように思う。渋滞に捕まると、もう最悪だ。

 現在、私はAT車に乗っている。値段で買った中古車、文句は言えないのだが、中古車市場も大半がAT車である事に購入時の検索にて初めて気付いた。こんなにもAT車が多いのかと、驚いたものである。MT車はスポーツカーや軽トラックに多く、会社へ行くのに軽トラックは無いし、スポーツカーは高価すぎた。それゆえ、AT車となっている。
 AT車自体に今のところいくつか不満な点がある。一つはエンジン回転数と速度が正比例しないこと。AT車はトルクコンバータ(トルコン)という機構をMTで言うクラッチの代わりとして使って変速しているが、ここでは回転をトルク(回す力)に変える働きをすることがある。これがエンジン回転数と速度の正比例関係を壊す。もう一つもトルコンが関わってくるのだが、エンジンブレーキが効きづらいことだ。トルコンを使う上ではどうしても出てくる事なのだろうとは思うが。また、山道などでギアを上げたり下げたりを頻繁に繰り返すのも好ましくない。番手の低いギアで加速し、一定のエンジン回転数となったので上のギアに変速すると途端にパワーが無くなり、減速してしまう。そこで再びアクセルを強く踏み、キックダウンをせざるを得なくなる。とにかくパワーが必要なところでは、AT車は好きになれない。

 F1のセミATのようなものが、安い車にも取り付けられる日はないかと思うのだ。これならレスポンスの悪さや燃費も改善できるし、ATでも「運転してる!」と言う感覚を覚えられるのではないかと思う。


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