Tak's 雑記帳

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ジェネリック医薬品

2005-06-02 23:49:17 | 社会一般
 だいぶ認知され始めた「ジェネリック医薬品」。

 特許切れの薬を売ることで、効き目は既に有効であることが分かっていながら安価であるという特徴を持っている。患者は安価ながら値段が高い薬品と効き目が同じ薬品をもらうことができるわけだ。


 ところでこのジェネリック医薬品、現場の人から聞いた話によるといまいちらしい。

 まずは湿布の場合。配合成分や比率はほとんどもしくは全く同じ。しかしながら、ジェネリック医薬品の方が剥がれやすいという。剥がれ辛いものもあるが、こちらは逆に皮膚への負担が大きいらしい。
 飲み薬の場合は、湿布同様に成分は同じ。デメリットは回数が多い、量が多い、飲みづらい(錠剤やカプセルでは無く、顆粒や粉末)などだ。1週間分を袋に詰めると、新薬の倍くらいに袋が膨れる場合もあったとか。
 新薬は飲みあわせにも考慮して、組み合わせが楽なのもあるようだ。


 ジェネリック医薬品は研究開発費は非常に小さく、医者への説明も「昔○○製薬が発売していた△△です」と言えば通じるためそこら辺のプロモーションも有利だ。あとは患者側が「ジェネリック医薬品を」とさえ言ってくれれば良い訳で、”こんな薬品作りました”というよりも”ジェネリック医薬品をお医者さんに相談してください”というCMが一般的。
 また、研究開発費が小さいため「最低これだけ売らないと赤字」というラインが極めて低い。製薬会社にとってはこれほど儲かる商売も無いのだろう。

 私は新薬派だ。なんだかジェネリック医薬品は性能の悪い薬のような気がするからというのが正直あるからだ。中国製のコピー商品と同じイメージがあるからである。
 あなたはジェネリック医薬品と新薬、どちらを選びますか?もしくはどっちを選んでいますか?

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