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軍事同盟強化と排外主義許さない連帯を確認

2024年09月07日 09時55分06秒 | 一言
志位議長、欧州左翼党議長と会談


(写真)握手を交わす欧州左翼党のバイアー議長と志位議長=4日、ブリュッセル

 日本共産党の志位和夫議長は4日、ブリュッセル市内の欧州左翼党の党本部でワルター・バイアー議長と初の首脳会談を行いました。両氏は、日本と欧州の共通の問題となっている軍事同盟強化と排外主義に反対し、平和と人権を守るための国際連帯を深めることで合意しました。(関連記事)

 志位氏は、欧州各国でウクライナ侵略を利用して軍事同盟の急激な拡大・強化がすすみ、排外主義を唱える極右勢力が台頭するもとで、欧州左翼党が旗幟(きし)鮮明にこれらの逆流に対決して闘っていることへの心からの敬意と強い連帯を表明しました。

 バイアー氏は、欧州の政治風景が右にシフトするもとで平和の闘い、新自由主義と極右勢力との闘いの重要性を強調し、欧州左翼党と日本共産党の協力の強化が大切になっていると語りました。

 志位氏は、両党がアジアと欧州での軍事同盟強化と大軍拡に反対し、核兵器禁止条約を推進すること、さらに排外主義と人権侵害を進める勢力との闘いを共通の課題として、連帯しながら取り組むことを提案しました。このなかで党の「東アジア平和提言」を説明しました。

 バイアー氏は、志位氏の呼びかけに対し「欧州全体が直面している重大課題で連帯できることは力強い」と応じました。

 志位氏が、党の「東アジア平和提言」を紹介し、包摂的な平和の枠組みを発展させる重要性を強調したのに対して、バイアー氏は、欧州のすべての国を包摂している欧州安全保障協力機構(OSCE)があるべき平和秩序の中心にすえられるべきだとの認識を示しました。

 会談の最後に、バイアー氏は自身の著書『マルクス主義――実践的理論の歴史とテーマ』を志位氏に贈呈。志位氏は、『Q&A 共産主義と自由――「資本論」を導きに』とこの問題での二つの英文テキストを手渡しました。両者は、理論面でも今後意見交換を続けていくことを確認しました。


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