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「浮島丸事件」で日本政府

2024年09月07日 10時32分11秒 | 一言
乗船者名簿 韓国に一部提供
 強制連行された朝鮮人労働者らを乗せた旧日本海軍の輸送船「浮島丸」が1945年8月24日、京都府の舞鶴港で爆発、沈没し、500人以上が死亡した「浮島丸事件」で、日本政府は5日、乗船者名簿の一部を韓国政府に提供したと発表しました。

 日本政府は長年、乗船者名簿の存在を認めてきませんでしたが、今年5月末、日本共産党の穀田恵二議員の衆院外務委員会での追及を受けて、厚生労働省は75種類の名簿を保有していることを明らかにしていました。

 今回、厚労省が提出したのは「乗船者名簿」や「浮島丸乗船朝鮮人名簿」など19種類。韓国政府から浮島丸関連文書の提供要請を受け、同省が旧海軍などから引き継いだ資料を精査し、終了分を提供したといいます。残りの資料も精査が終わり次第、提供するとしています。

 韓国政府も同日、名簿の受領を発表し、「被害者の救済や事件の真相把握に活用する予定」としています。

名簿の全面開示と真相解明・謝罪を


(写真)穀田恵二議員

 日本共産党の穀田恵二衆院議員の話 国会で追及し、開示を強く求めてきた乗船者名簿が、一部とはいえ韓国側に提供されたことはうれしいことです。関係者が待ち望んでいたものであり、日韓の歴史問題を前進させる第一歩となります。「浮島丸事件」は、日本による侵略戦争と植民地支配がなければ起こらなかった事件です。関係者の思いを受け止め、日本政府として、一刻も早く名簿の全面開示を実行し、真相解明と反省・謝罪を行うことが求められます。


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