脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

壊れたおもちゃ?

2010-02-08 13:00:57 | Weblog
脳梗塞患者は、壊れたおもちゃの様なものと言われた事が有りました。
おもちゃとしては、壊れて使えず、かと言って、捨てるには、想い出が有って捨てられず。
始末に困るお荷物と言う事だそうです。

この言葉を聞いて、怒りで身体が、震えたのを覚えています。脳梗塞の後遺症で、身体麻痺に成っても、患者さんの考え方や、リハビリの努力次第で、どんなにも社会的貢献は出来ます。五体満足で、ニートしてる方達依り、ズット、社会生活は長く、体験豊富なのですから、身体が動か無いから、役に立た無いなんて考えは、全く通用しないのです。

確かに、しゃべるのも難しく、また、聞き取り難い現実も有りますが、ゆっくり冷静に話をさせて上げれば、良いのですから。また、文字が書ける患者さんなら、ノウハウを書いて教えて貰えば良いのです。患者さん達の持ってる、仕事のノウハウや、社会常識は、現在の若い人達には、大いに参考に成るのでは、無いでしょうか。

古臭いと頭から拒絶しないで、時代の変化にも変ら無い、普遍的な日本人の道徳心などは、企業人として生きて行く為には、重要な要素の一つだと私は思います。経験豊富な脳梗塞患者さん達に、教えて頂いて欲しいと願ってます。

その事が、脳梗塞患者さん達も、自分は社会貢献してる実感で、また生きる元気が出て、リハビリにも希望を持てるでしょう。社会のお荷物なんて、悲観する必要は全く有りません。
私達の脳梗塞患者は、発病までは、誰にも負け無い程働き、社会貢献してたのですから。

胸を張って堂々と生きましょう!その姿こそ今若い人達に、教えなければならない事だと、私は思うのです。私達は、決して壊れたおもちゃでは無いです。