脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

膝関節の為

2009-12-26 09:38:17 | Weblog
杖歩行する患者さんは、麻痺してる足の運びに充分注意しないと、いつの間にか膝関節が変形したら、軟骨が、剥離したりしますと、激痛で歩行困難になります。

時々は自分の歩行姿を鏡に映して、背筋は伸びてるか?麻痺してる足はまっすぐ前に出てるか?つま先は、上げて歩いてるか?杖の高さは、自分の身長と合ってるか?など注意して、観下さい。

高齢になると、猫背に成って来ますが、日頃から意識して、伸ばす様に、心掛けましょう。こんな気持ちを一寸持つだけでも、猫背防止に役立ちますから。
足の関節は、加齢とともに、軟骨が自然に剥がれますから、良く歩いたら、お風呂でゆっくり温めめて、労わって上げましょう。

良く運動選手たちが、膝、ひじ、関節を痛め、手術を受けて、復帰したと耳にしますが、そのりはびりの苦労は、私達脳梗塞の患者が、するリハビリの数十倍です。あそこまで頑張らないと、復帰出来ないのですから、私達脳梗塞患者のリハビリも遊び半分の気持ちでは、回復不可能とリハビリを打ち切られても、文句は言えませんヨ。

脳梗塞の患者の身体麻痺も、最近の医療、リハビリで、回復可能に成って来たのですから、希望を捨てないで、最後まで、努力した人にだけ、神様はご褒美を下さいます。必ず!

寒い日の外出は、膝を温めるサポーターをして、出かけるのも良い方法だと思います。苦しみの後には、必ず幸せが待っていると私は心にいつも信じて、苦しい時は歯を喰いしばって、弱音を吐かないと誓っています。

皆さんも、どんなに高齢に成っても、筋肉を落とさず、関節を柔らかく、日々少しつ”つ努力してるだけで、現状維持が出来ます。

今年も患者さんにも様々な事がお有りに成られたでしょう。でも明るい未来は自分が作るのですから、素晴らしい夢と、希望を持って、後数日楽しくリハビリしましょうネ。