脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

地獄の時

2009-10-27 23:00:44 | Weblog
周りの脳梗塞患者さん達が、次々と一般病棟に移っていくのに、私は、重度脳梗塞で一向にICUから、出られませんでした。「また外して!」と看護師の怒鳴る声が、時々、私の意識を、はっきりさせます。

後で聞いた話ですと、自動血圧計が右腕に巻かれていて、それを、口で外すのだそうです。確かに、うすうすしてた意識の中で、規則的に右腕が締め付けられ、痛みで、何かごそごそした様な記憶は有ります。

私の意識が、はっきりしたのは、今でも倒れてから、どれ程の日にちが経ってたのか?覚えていないのです。目が覚めたら、両手両足、ベッドの柵Mに縛られて居ました。

完全に身体を固定されていたのです。看護師の話では、私が暴れ右足の股のつけねから、入ってる治療用の管が、外れて危ないからだそうです。
「誰か付き添いの人が居ればこんな残酷な事は、しないのだけど。」との事でした。

仕方の無かった処置だったのでしょう。その後も、誰も付き添いの居ない私に看護師は、全く無愛想でした。尿は、管が入ってるので、まだ、良いのですが、便は、おしめですから、決められた時間にしか替えてくれません。
その時、酷い下痢をしてたそうで、意識が戻った時は、お尻は被れて真っ赤でひりひり痛みが酷く、本当に辛かったです。

皆さんはこんな、酷い治療でしたか?地獄を味わいました