脳梗塞で身体障害者に成った人生について

ある日突然に脳梗塞に倒れ、気が付いたら体の半分が全く動か無い状態に成った時の感情など

自立心

2010-02-07 06:17:12 | Weblog
極端な言い方をすれば、風邪を引いて、気管支喘息の後遺症が発症する事が有りますが、脳梗塞の運動機能麻痺の後遺症も、後遺症と言う事では、全く変りは無いのです。

どんな病気にも後遺症は、多かれ少なかれ有ります。ただ、それれが、脳梗塞の場合は、身体運動機能で、人間が生きてくのに、最も重要な機能が、ダメージを受ける為、患者へのショックは、計り知れ無い恐怖心が、生まれます。

最近私は、同病の患者さんが、リハビリをされてる姿を拝見し、その姿から、丁度赤ちゃんを想像させられました。赤ちゃんは、寝返りを打つ事を覚え、はいはいを覚え、掴まり達をし始めます。脳梗塞患者も、一番最初に努力する事は、自分で寝返りをする事からです。

それからリハビリ室に行き、並行棒に掴まり立ちを5分~10分する事から始まりますヨネ。次に平行棒内で、掴まり歩きを始めて、足の筋肉を強化したり、筋肉トレーニングを併用して、行います。全く赤ちゃんと同じです。

ただ、赤ちゃんは、本能的に、立って二本の足で歩こうとしていますので、転んでも転んでも、立ちあがり、笑顔で、繰り返します。私達脳梗塞患者はどうでしょう。一度転んだだけで諦めてしまいます。私達も赤ちゃんの様に、自立心を持って、転んでも転んでも、必ず、歩ける事を信じて、努力をするべきだと私は思います。

そんな事から、お孫さんが居られる患者さんは、目の前に素晴らしい先生が居るのですから、お孫さんに見習って、自立心を持って努力してみましょう。家族に甘えたり、自分に甘えたり、諦める事が最も恐れ無ければならない、過保護依存症です。

自立する事、それは、脳梗塞患者が、病気に打ち勝った証拠です。皆さんも自分成りに努力して、自立心を勝ち取って、一人の日本国民として生きて行きましょう。