モンテル

モンテル、入ってる。
モンテルは、行ってる。

クローン桜

2006年04月01日 | 考察

桜が咲いている。

「開花率」とか「何分咲き」とか言う。
都会に住む人には、よく分かる表現だ。
なぜなら、都会の桜は、すべて「ソメイヨシノ」という、クローン桜だから。
みんな同じ反応をする。
同じ気候を反映して咲き、同じ日を過ごして、散る。

都会人は、それを不思議と思わない。
が、日本のほとんどは田舎で、都会はごく一部だ。
そして、ローカルな人はみな知っている。
桜はいろいろある、ということを。

ある木は早めに咲き出し、ある木は遅く咲く。
ある桜は、葉と花が同時にでて、花が先に咲くものもある。
花の色も、白いものから、薄桃、濃いピンク、赤みさすものまで、いろいろだ。

桜もいろいろな個性があって美しい。
都会の桜は、株分けで増やしたクローン桜ばっかりだから、全部、右に倣えで、いっせいに咲き一斉に散る。
こんなのは、むしろおかしい。

日本人の和を尊ぶ、みんなで同じ行動をする、忠臣蔵や太平洋戦争の、心意気、心情が写るのかもしれない。

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昼はスケート。



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