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朝鮮人街道を歩く「第2回」近江八幡~能登川。

2010年08月01日 | びわ湖一周

朝鮮人街道を歩く「第2回」

近江八幡~能登川まで。

前回のウォーキングから2月が過ぎた。
7月中は一度も歩かなかった。
体調を崩していたのである。
7月の最初から微熱で調子が悪かった。
ある朝、体に水泡が出た。
「水痘(みずぼうそう)」だった。
大人がこの感染症にかかると、子どもと比べて重症化しやすいという。
事実、高熱と激しい痛みで自宅療養をあきらめ1週間入院した。
病院で点滴の毎日を過ごした。
症状が収まり、ウイルスも消滅。
退院した。

元気を取り戻した8月最初の日曜日、朝鮮人街道ウォーキングの2回めに出かけた。

JRで近江八幡まで来る。
近江八幡は、本日「伊崎の竿飛び」と呼ばれる奇祭がおこなわれる。
びわ湖に突きだした竿の先から、修行のため坊主が湖に飛び込む。
そのため八幡の駅前は人が多かった。
私はバスに乗り小幡の資料館前で降りた。
前回の終了場所に到着。
歩き始めたのは10時45分ころだった。

本日も私のガイドは、「朝鮮人街道」をゆくである。

八幡の町中、碁盤の目の細い道。
ここでの朝鮮人街道の呼び名は京街道だ。
べんがら格子の街並み。
ガイド本を読み読み歩く。
晴天。
カンカン照り。
紫外線が肌を焼く。
日焼け止めクリームを塗り重ね、手がべたべたする。
町はずれになると、道はまるで「W」の字の形で、左右順番に曲がる。
田圃の中だというのに。

田園地帯、稲はすでに出穂している。
前回歩きに来たときは、田植えの済んだ時期だった。
季節が巡る。
今年は暑いから稲が豊作になるだろう。
ギザギザの道が終わり、道は一直線になる。
完全に郊外に出たのだ。
JRの線路から見える距離で並行して進む。
この道はいつも通勤の時に眺めている。
しばらく進むと、道が次第に町化していく。
12時、安土に到着。
休むことにする。
駅前の店「竜王そば」で、ざるそばといなりの昼飯を食す。
ビールも一杯。
満腹になり、休憩し元気が出たので先をめざす。
13時出発。
安土の街中では、朝鮮人街道は「下街道」という名を得る。
やはり「W」の形の直角曲がりの連続だ。
朝鮮人街道は町中ではギザギザで、郊外では一直線になる。
その繰り返しだ。

安土の町中を抜けると、道は県道2号に合流する。
歩道がない車道脇を歩く。
車がすぐそばを走り危険だ。
この道のサイドには、安土城跡がある。
織田信長の居城があったところだ。
道は繖山を登りJR東海道のトンネルを横切って越える。
朝鮮人街道はJRの線路を西側から東側に回り、また並行して進む。
いつも通勤でJRから見えている寂しいあたりだ。
端正な石垣積の神社は、崖を御輿を引き吊り落とす奇祭「伊庭坂下し祭り」で有名な繖峰三神社だ。
道は能登川駅に向けて進む。
14時、駅に到着し本日の終了とした。

本日の行程20000歩。3時間15分。10.5キロ。



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