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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

陶器の修復 うるしとポーセレン150 アイボリーで

 

金継ぎをしたのはいいけれど

継ぎ目にすき間ができて、漏れるように


ひとつは、「酒器とっくり

もうひとつは、「小石原焼(こいしわらやき)のカップ2個」


目標は、継ぎ目に筋を引いて

割れやヒビが、「目立たない色」に修復します。



まずは、金継ぎした部分をもったいないけど削り取ります。


 

漏れている継ぎ目を「※うるし 本透明」で埋め、よく乾燥させます。

※本うるしでは、かぶれて散々な目に合っているので、

原料は、熱帯植物中の漆科植物から採取した「かぶれない」特殊うるしを使用します。

 

 

 

「ポーセレン150 アイボリー」色を塗ってみます。


家庭のオープンで「焼成」できる陶磁器用絵具です。

人体に無害で安全なアクリル水性絵具です。


①定着するには、絵付け後、最低24時間、厚塗りの場合は3~5日自然乾燥させます。

②余熱をせず常温の状態で作品をオーブンに入れ150℃/35分間の低温焼成で絵具が定着します。

③焼付け後は水洗いしても色落ちしません。


アイボリー色が、しらはぎ色にマッチするでしょうか?


 

「焼成」しました。うまく出来たでしょうか?


酒器の外側に、うるしで防水してアイボリー色を濃く塗ります。

内側は、人体に害のない「ポーセレン150」を厚く塗ります。


酒器もしらはぎの筋が深くなって、良くなりました。


カップは継ぎ目が目立たなくなり、また日常に使いましょ。

 

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