今日も快晴です。 鹿児島中央駅から南に下りて指宿に向かいます。
駅ビルの屋上になんと観覧車が?
直径約60m、最大高約91mの大観覧車。ランドマークです。
指宿枕崎線の快速ナノハナに乗って、揺られること1時間弱で指宿駅へ
この先の山川駅には思い出があります。
高校2年の頃、リュックを担いで鹿児島ひとり旅、
漁港の砂浜で野宿をし一晩過ごした思い出があります。
※熊本から吹上浜、枕崎、池田湖、開聞岳、山川港、佐多岬、桜島をヒッチハイクや鉄道を使い旅し、鹿児島の優しい人達に触れ合った思い出があります。
連絡バスに乗って「砂むし会館 砂楽」に到着。
さっそく浴衣に着替え、砂むし風呂に。
砂の暖かさと重さがなんともいえない心地よさです。
からだがほてり、汗がたら~りと流れてきます。
肩や足を動かして熱さを調整し、寝入ってしまうほどの癒やしがあります。
からだの血液もサラサラになるように。
砂むし風呂を満喫し鹿児島市内に戻ります。
市電に乗り継ぎ「仙巌園(磯庭園)」へ向かいます。
仙巌園は、島津光久の別邸。
錦江湾を池に桜島を築山として築庭。
自然と人工とが調和した借景式庭園です。
改めて桜島の雄大さを感じます。
翌日は、鹿児島中央駅から乗りたかった「はやとの風」で吉松駅まで行きます。
乗車記念のスタンプカードをもらい出発です。
真っ黒い。普通の黒ではなくて黒光りしてます。味わいがあります。
薩摩らしく黒酢、黒豚、黒砂糖のイメージですね。
薩摩麦酒 白ビール(ヴァイツェン) 国分市の薩摩ビール園の地ビールです。
列車のロゴマークがいい。
車中で仲良くなった三姉妹の方と語らいながら、「はやとの風」限定ビールで乾杯です。
嘉例川(かれいがわ)駅で停車時間があります。
鹿児島県内で最も古い木造の駅舎を目に焼き付けます。
開業して110年の歴史ある駅舎です。
ここの名物駅弁「百年の旅物語 かれい川」。
すでに車内販売で一番に並び購入。
人気弁当なので、売り切れ必至です。
駅弁引換券を購入するのが懸命です。
椎茸と竹の子の炊き込みご飯に、コロッケ、茄子と南瓜のみそ田楽などが
竹かごの容器にびっしりと詰まっています。
一番の特徴は「がね」。
鹿児島のさつまいもの天ぷらが入る素朴でなつかしいお弁当です。
つれあいは、最高の駅弁と絶賛しています。
2004年に売り出された駅弁です。
霧島温泉駅では、曾祖父が駅長を勤めていたことが縁で、
ちびっこ駅長が制帽をかぶって出迎えています。
終点の吉松駅では「特急はやとの風」の余韻に浸りつつ、次の観光列車へと乗り換えます。
漆の赤が映える車体に、内装はダークカラーの木材中心のインテリアの「いさぶろう・しんぺい」号に乗ります。
人吉駅までは約1時間、険しい山々をスイッチバックやループ線があり山岳鉄道を楽しめます。
日本三大車窓(矢岳越え)では、霧島連山の絶景に息をのみます。
白濁の湯の泉質の良さ、レトロな木造の駅舎の風情、また乗りたいと思わせる、いさぶろう・しんぺい号、はやとの風。
鹿児島の旅は、すすむほどワクワクさせてくれる。 次は何が出てくるのか。
もう一度ゆっくりと旅をしたい
鹿児島です。