話は変わりますが

ギターやゴルフを趣味にのんびり暮らしています。ド田舎でのなんてことない日々を綴っています。

No,1910『ゆっくり、ボチボチ』

2018年10月03日 | 思想・雑感
アクセス頂きありがとうございます。

偶然出会った高校時代の同級生。
8年前に鬱を患い、いわゆる引きこもり生活を続けていたらしい。
学生時代の彼といえば、健康優良児そのものという印象しかなかった。
今、ゆっくり、ゆっくり社会復帰に向けて頑張っていると。

人一倍繊細で、優しくて、自分に厳しく、真面目なのが会話しながら伝わってくる。

そんな良い子が社会に馴染めないなんて。
そう考えると、社会ってなんなんだと思う。

日本には曖昧な表現がたくさんある。
明言を避けることが多い。責任が自分に集中するのを避けるというか。

そうなった時、それは違うだろと責任感が強い人ほど、真面目な人ほどモヤモヤを抱える。

『もっといい加減な人間になりたい』と彼は言う。
僕も思う。

ゆっくり、ボチボチとお互いやっていこうと握手を交わし別れた。
すごく爽やかな、自分より何倍も良い顔で見送ってくれた。
それがまた、ひょっとしたら彼の『人を不快にさせまい』と気を遣う優しさと真面目さからくる振る舞いだったのかも知れない。

約束をするとしんどくなる。

またふらっと、会えたらと。

話は変わりますが、スタッドレスタイヤ新調せねばなりません。国よ。私たちに雪国手当を支給してください。

終わり。

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2 コメント

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Unknown (増田)
2018-10-05 10:48:41
鈍感力が一番身に着けにくいものかもしれませんね。
自然に、いつも通り「またね」って言ってくれる友人の大切さがわかります。
私にも鬱で苦しんだ友人がいます。
その友人が私に気を使わせまいと「今じゃワイドショーの帝王やで」と言ってくれた言葉は一生忘れません。友人の優しさが詰まった言葉でした。
友人は今では普通の社会生活に戻っています。あの時のことなんかお互い忘れていつも通り「またな」って言える関係が続いてます。
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管理人 (teppeierina)
2018-10-18 08:22:34
増田様
確かに、鈍感力がある人に憧れます!なかなか鍛えれるものではないでしょうし、せめて我が子にはのびのび育って欲しいなと思います
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