話は変わりますが

ギターやゴルフを趣味にのんびり暮らしています。ド田舎でのなんてことない日々を綴っています。

No,1407『おばあのテクニック』

2017年05月16日 | 思想・雑感
アクセス頂きありがとうございます。

今日は良いものを見た。
まさしく、『おばあ』を見たのである。
やはり、おばあは最強だと再認識。

たまたま昼に入ったラーメン屋でのこと。
僕はレジ近くのカウンターに案内された。
次から次にお客さんが来る超忙しい時間帯、レジ係の所作、お客さんとのやり取りが間近でずっと見えてしまったのだが、実に興味深かった。

そのレジ係の女性は、齢60を過ぎているであろう、マイペースな『おばあ』だった。

サラリーマン、学生、どんどん会計に来るが、問答無用で

『会計一緒で良いね?』

と言って先制パンチ。返事が返って来る間も無くレジを打ち始める。
お客さんはかなりの確率で、

『いや、別々でお願いします』

そしておばあは

『ごめんね、もう一緒で打っちゃって。すみませんねー。すみませんねー。』

と一切動じない。
その後のお客さんの会計も、ずっとその作戦を貫き通していた。

完全な確信犯である。

そのおばあの堂々たる平謝りの連続に見ているこちらはヒヤヒヤするのだが、別にお客さんは誰も咎めない。
苦笑いで、

『おばあちゃんだから、しゃあないか』

というリアクション。
動きもトロイが、なんとなくわざとゆっくりしている気がする。
客のペースではなく、おばあのペースに、気付けばみんな合わすことになっている。

これまさに、おばあかふぇの中で起きる現象そのもの。

おばあは日本中にいる。マイナスをプラスに変える力にあっぱれ。


話は変わりますが、森友学園問題の、籠池さんの息子さんが放った

『お母さん、ちょっと待ってーな!』

に今ハマっている。
【籠池親子大げんか】

終わり。