新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で
薔薇と光の画家~アンリ・ル・シダネル展~フランス ジュルブロワの風
後半のお話です。
食卓の続きから
57・アトリエの窓の前に置かれたテーブルは60・テーブル、白の調和とは真逆の、華やかな庭の花の色や日差しを感じさせ、室内と庭の距離を空間で表現されている。この様なアトリエであれば、最高の作品も生まれるでしょう。
ヴェルサイユは晩年の作品
今までの、油彩・リトグラフ・鉛筆、画材は紙・板・カンヴァスなど全てを使い描いている。
大きな作品は無いが、太陽・月の光・水・花・季節・天侯などを全てモチーフにし、生活の温もりの伝わる窓の明かりや、自身も改良に努めて家や庭などを存分に描いている。セザンヌの時代と同時期のフランスは、家に活花を飾ったり庭に花を植えたりしたようです。
とかくアンリ・ル・シダネルは月明かりや太陽・街明かりにこだわった作品が多いようです。
会期が迫っていますが是非行ってみて下さい。
そうでしだ!出口付近に、収蔵展コーナーがありました。
最初に目を引くのは、ゴッホの「ひまわり」です。大変に大きな作品です。亡くなられてから有名になるとは・・・・。
右にはゴーギャンの「アリスカンの並木道」
左にはセザンヌの「リンゴとナプキン」である。以前、六本木の国立新美術館に出品されていたものです。また会えるとは!
他には、版画でない東郷青児が。シュールな女性画のイメージでしたが、迫力さえ感じる幾何学的な女性を描いてました。
出口の先には、お決まりの本や絵はがきのコーナーがあります。本を観ていて ん? 目眩?一瞬でしたが変な感覚でした。
後で解ったのですが午後4時19分に震度2の地震があったようです。42階ではあんな感じなんですね!気持ち悪い揺れたか解らない揺れでした。