典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

朝から涙がジーンで、胸がキューン!

2011年03月03日 | 【日録】今日は何した?どう過ごした?

 『リトル・チャロ』は、今、記憶を失った子犬ベルとその父犬ドレッドが再会し、死の世界共に旅立つというストーリー展開になっています。
 この親子は、第一シリーズで、もう死んじゃっている・・・。

    原作はわかぎゑふさん。しばらく前、古書店で買った本ですわ。<ベッドで読む本>で購入、しばらく前に読み終えました。。

   第一シリーズは、飼い主の翔太少年がニュースカメラマンの父と一緒にニューヨークに行ったチャロが、帰路の空港でのトラブルから、<置き去り>となり、一人でNYの町で一人ぼっちに!
 しかし、そこで出会った人たち、いや、犬たちの中で、そうですね、成長していくという物語です。
 結末は、めぐり合いの中で、再び翔太と再会しての<HappyEnd>

   今年の第二シリーズは、川に落ちそうになったチャロを助けよした翔太は危篤状態になり、<Middle World>、つまり「生死の境」の世界に行く・・・。連れ去るのは、鷹みたいな姿のナムタカ! そのナムタカをみつけたチャロは、翔太を追ってミドル・ワールドに飛び込んでいきました。

 チャロは、その世界で現世に思いを残した多くの者たちと出会い・・・がこの一年間の物語でした。

 ミドル・ワールドは、「間(マ)の国」と訳されています。最初は違和感がありましたが、ずっと観てきた結果、新鮮な巧い訳語だと思うようになりましたね。
 つまり、現世に思いを残したがために、死に切れない者が「死の世界」に行くまで彷徨うところが<ミドル・ワールド>で、甦る場合もあるし、彼の世に逝く者たちもいるという設定ですね。

 ドレッドは、ニューヨークで置き去りになったチャロの世話を続けた野良犬!不愛想で、とっきにくい親父の犬なんだけれど、それは、可愛い息子を失った哀しみを心の中に抱えているから・・・。息子のベルの誕生日のお祝いにと、やっとソーセージを捜して持ち帰ったら、待っているはずの息子がいない・・・。

 ベルは、待ちくたびれてドレッドを捜しに出て、 交通事故で死んじゃい、ミドル・ワールドでは、記憶を喪失した子犬として、チャロの前に現れますんよ。マーガレットだけが好きな、心を閉ざした子犬として・・・。

  いよいよ、ラスト展開の今・・・。チャロは、離れ離れになった親子を引き合わせます。あのとき、与えられなかったソーセージを捜して、息子に持って行ったドレッド・・・。「Who are you?」と見上げたベルは、ソーセージを見て、あの日の記憶を取り戻しました。そして、ドレッドとベルの親子は、チャロたちに別れを告げて、死の世界に旅立ちました。

 もちろん、テキストは12ケ月、ずっと購入! 絵がとても綺麗なんですよね。一度通して、テスト問題もするかなぁ













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