典虚てん手古舞

我が為の日々の記録! 74歳

夕焼小焼で多摩八王子

2023年06月02日 | 【音楽】音楽&音楽に寄せて

  繰返し予約録画の一つが「名曲アルバム」です。たった5分間の番組だけど、中味が濃い!

   📁フォルダ保存して繰返し聞くことも…。

     昨日は、夕焼小焼♪でした。馴染みがありすぎて、この曲の背景などに気を止めず…。私も その一人でしたが、しかし、曲とともに映る映像、“解説”の文字を追うと、ぐぐっと胸に来るものがありました。

  作詞は1897年生まれの中村雨紅。明治30年ですね。日清戦争の後で、生地は南多摩郡の恩方村で西多摩郡檜原に近い。

    宮尾神社の三男の彼は教員になり、日暮里の小学校に勤める中で「子どもたちの豊な心を育もうと童謡・童話の創作に情熱を注いだ 八王子と上恩方を結ぶ陣場街道」

 

 小学校の教員が作詞した曲がどうして?と、わたし調べてみまして。といっても、ネットです。

    跡継ぎでない寺や神社の息子が教員にというパターンは多い…。尋常小学校、高等小学校、そして青山師範学校です。師範学校は学費要らん。卒業した1916年、北豊島郡日暮里町の教員になったが、荒れた教育現場を何とかしたいと大正期の児童教育運動に共感して童謡・童話を志しす…。

  発表した童謡が好評を博した結果、学校を止めざる得なったとのこと! 

   退職して、日本大学へ行って、高等学校のセンセになりはりめした。( ̄ー ̄)

  戦前と戦後の教育制度は大きく異なります。

 

 でも、わたしめの興味をひいたのは今は八王子の上恩方町まいう地名でありました。

    一体、どのあたり?と廊下の本棚から数冊出して、調べててしまったという次第でありました。

 

 今日は大層な大雨、記録に残るほどの…。避難指示や勧告が出た場所を頭の中の地図帳開いたり、国土地理院の地形図を引っ張りだしたり…、

  疲れました。

  追記

  吉川弘文館「街道の日本史18 多摩と甲州道中」Ⅲ近代多摩民衆の軌跡 ─四 大正デモクラシー期の人々 ─2.中村雨紅と童謡」167~170ページに記述がありました。\(^_^)/

 

     

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