毎日新聞2014年6月26日21時48分(最終更新6月26日23時19分)Web版
毎日新聞が、2014年6月27日付朝刊に、病棟転換型居住系施設の問題と、緊急集会、精神病院における長期入院の問題等取り上げました。
2014年6月26日夜、共同通信が、【6.26緊急集会】について配信しました。
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「障害者権利条約に違反」
精神科病棟転換で反対集会
厚生労働省が精神科病院の長期入院患者の退院を促そうと、病棟の居住施設へ
の転換を認める方針を示したことに対し、障害者団体などが26日、都内で反対
集会を開き、「地域社会で生活する権利を認めた障害者権利条約に反する」と訴
えた。
厚労省は7月1日に開く有識者検討会で、長期入院患者の地域生活への移行に
向けた報告書をまとめる考えで、集会の主催者は病棟転換構想の撤回を求めるア
ピール文を厚労省に提出した。
集会には約3千人(主催者発表)が参加。呼び掛け人の一人、杏林大保健学部
の 長谷川利夫 (はせがわ・としお) 教授は「厚労省の検討会委員25人のう
ち、精神障害の当事者は2人だけだ」と述べ、当事者不在で議論が進んでいると
批判した。数十年入院していた人たちも「転換施設は病院経営のためで、障害者
のためのものではない」と訴えた。
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「障害者権利条約に違反」
精神科病棟転換で反対集会
厚生労働省が精神科病院の長期入院患者の退院を促そうと、病棟の居住施設へ
の転換を認める方針を示したことに対し、障害者団体などが26日、都内で反対
集会を開き、「地域社会で生活する権利を認めた障害者権利条約に反する」と訴
えた。
厚労省は7月1日に開く有識者検討会で、長期入院患者の地域生活への移行に
向けた報告書をまとめる考えで、集会の主催者は病棟転換構想の撤回を求めるア
ピール文を厚労省に提出した。
集会には約3千人(主催者発表)が参加。呼び掛け人の一人、杏林大保健学部
の 長谷川利夫 (はせがわ・としお) 教授は「厚労省の検討会委員25人のう
ち、精神障害の当事者は2人だけだ」と述べ、当事者不在で議論が進んでいると
批判した。数十年入院していた人たちも「転換施設は病院経営のためで、障害者
のためのものではない」と訴えた。
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2014年6月26日木曜日、日比谷野音に集まった3,200人余の人たちと、会場に来れなかった計り知れない数の人々の怒りは、梅雨空を吹き飛ばし、「生活するのはするのは普通の場所がいい STOP!病棟転換型居住系施設!!6.26緊急集会」は開催されました。
精神病院の空いた病棟を、居住系施設に転換することが、何を意味するのか。精神科医療の歴史の中で、絶対に許してはならないということを、改めて多くの人たちが共感し、今後の大きな力となることを確認できる【6.26緊急集会】でした。
精神病院の空いた病棟を、居住系施設に転換することが、何を意味するのか。精神科医療の歴史の中で、絶対に許してはならないということを、改めて多くの人たちが共感し、今後の大きな力となることを確認できる【6.26緊急集会】でした。