2020年6月2日（火）5619歩プール休み
今朝の花野団地 森の手前がたぬき湯谷間になっています。（北）
同じ時刻なのに東の方向はぼんやりかすんでいます。
千年団地を歩きながら帰ります。
6月てんがら川柳
ぽたぽた 石神紅雀 選
君の好きなぽたぽた焼きを好きになり 田舎もん
題が固有名詞の一部というのは、よろしくないかな。
お別れの文に涙の落ちた跡 田舎もん
うまいですね！
雨だれのリズムが誘う眠れよと ミルク
まさに、ぽたぽたですね
点滴のしたたり見つめ継ぐ命 ミルク
下５で決まりましたね
うれしそうぽたぽた鳴らし乳飲む子 リボンの騎士
「鳴る」を入れない方がよかったかな？
⇒ぽたぽたとこぼれているよ乳のむ子
いざ出番ルームランナーで汗みずく（中８）リボンの騎士
上５が後に続いていないと思うのですが
⇒夏到来ルームランナー汗みずく
ポタポタといのちの泉母にあり 魔女
昔々、桂小金治さんの３時のあなたの中の浪越徳次郎さん
「指圧の心母心 押せば命の泉湧く」を思い出しました
⇒尽きぬ愛ぽたぽたぽたと母の胸
母さんの忘れ形見を首にかけ 魔女
何だろう？ 形見がぽたぽたする物なのしょうね
婆ちゃんのよだれくっきり昼寝後 団地ばあちゃん
よだれの跡は、ぽたぽたではないかも・・・
舟をこぐ婆ちゃんぽたぽた縁側で（中８）団地ばあちゃん
⇒舟をこぐばあちゃんポタリ縁側で
醤油味母の焼き餅食べたいなあ ヤングママ
⇒焼き餅に天から醤油 母の味
冷や汗がぽたぽた落ちる初デイト ヤングママ
必死な様子が分かりますね
雨だれのこもりうた聞き孫昼寝 新屋敷ばあちゃん
⇒すやすやと孫雨だれの子守唄
なま温い散歩の朝に椿落ち 新屋敷ばあちゃん
まだ椿があったのでしょうか？季節感も大事にしましょう
政界の黒塗り文書暴きだし ひまわり
う～ん、私にはぽたぽたが見えません
子が逝きて吸わぬ乳房が膝濡らす ひまわり
悲しい句ですね、文語調が気になります
⇒逝った子の吸わぬ乳房に濡れる膝
ベランダにツバメの糞が並ぶ朝 夢っこ
およよ・・・感動！があるかな？
真夜中の蛇口不気味に独り言 夢っこ
擬人化が成功しています
情報がぽたぽた漏れるネット裏 ちどり
目の付け所がいいです
鍾乳洞涙落として海となる ちどり
ぽたぽたから、鍾乳洞の発想はお見事です
点滴の刻むリズムが子守歌 はるちゃん
中句はリズムだけでも通じますね
⇒点滴のリズムに眠る青葉風
横なぐりバスの窓打つにわか雨 はるちゃん
横殴りの雨は、ぽたぽたから遠くないでしょうか？
愛犬のよだれぽたぽたちょっと待て 下伊敷おじん
⇒お預けにポチのよだれが止まらない
新茶です最後の雫旨いなあ 下伊敷おじん
急須の雫、よく思いつかれましたね
旨いなあは言わない方が、句に深みが出ます
⇒最後の雫見つめています新茶です
ぽたぽたが乾くころには巣立ちかな 鈴音
できたら、美しいことを句にしてほしいです
雨垂れを受けてつくばい物語る たけじい
きれいにまとまっています
顔覆う球児の腕に汗涙 たけじい
時事吟、成功しています
ぽたぽたと涙でにじむ母の手記 のびた
ぽたぽたを入れずに詠んでみます
⇒ありがとう涙でにじむ母の手記
嫁ぐ日に涙ぽたぽたわが胸に のびた
このままだと自分が嫁ぐことになりますが、娘さんでは？
⇒止まらない涙の中を子が嫁ぐ
キャンディがひざにぽたぽた炎天下 なつめ
アイスキャンディーですね？
⇒炎天下アイスぽたぽた膝の上
風呂上りポタポタしずく孫を追う なつめ
微笑ましい様子が見えるようです
妻が継ぐコーヒーぽたぽたいい香り （中８）団地住民
⇒サイフォンのしずく香りと妻の声
ぽたぽたと妻の足音傘寿です 団地住民
⇒ぽたぽたと足音妻は傘寿です
この大河元をたどればぽたぽたと カエル
⇒ぽたぽたの雫の末の大河なり
ぽたぽたも愛のリズムの二人です カエル
どんなお二人なのか、会ってみたいです
入選》 順不同
雨だれのリズムが誘う眠れよと ミルク
冷や汗がぽたぽた落ちる初デイト ヤングママ
雨だれのこもりうた聞き孫昼寝 新屋敷ばあちゃん
情報がぽたぽた漏れるネット裏 ちどり
点滴の刻むリズムが子守歌 はるちゃん
新茶です最後の雫旨いなあ 下伊敷おじん
ぽたぽたと涙でにじむ母の手記 のびた
ぽたぽたと妻の足音傘寿です 団地住民
佳作》
⑤雨垂れを受けてつくばい物語る たけじい
④風呂上りポタポタしずく孫を追う なつめ
- ぽたぽたも愛のリズムの二人です カエル
②点滴のしたたり見つめ継ぐ命 ミルク
①真夜中の蛇口不気味に独り言 ひまわり
準特選
②顔覆う球児の腕に汗涙 たけじい
評：まさに「今」の句ですね。
- 鍾乳洞涙落として海となる ちどり
評：海の水は鍾乳洞の落とした涙だったとは・・・
発想が面白かったです。
特選
お別れの文に涙の落ちた後 田舎もん
評：お見事でした！言うことなしです。
軸吟
ぽたぽたと未練 おとこの苦い酒 紅雀
ぽたぽた 馬場ナオミ選
入選 順不同
いざ出番ルームランナーで汗みずく リボンの騎士
ルームランナーコロナ自粛にいざ出番 は如何
雨だれの子守歌聞き孫昼寝 新屋敷ばあちゃん
雨だれは孫の昼寝のこもりうた 流れよく。
政界の黒塗り文書暴きだし ひまわり
ぽたぽたの黒塗り文書暴き出す 政界抜き
点滴の刻むリズムが子守歌 はるちゃん
点滴が子守歌になるくらい回復しました。
新茶です最後の雫旨いなあ 下伊敷おじん
新茶です最後の雫まで旨い はいかが
雨だれを受けてつくばい物語る たけじい
動かないつくばいに雨垂れ映画のワンシー
佳作
５ 真夜中の蛇口不気味に独り言 夢っこ
ポタポタと音が聞こえるようです。
４ 雨だれのリズムが誘うねむれよと ミルク
途切れなく落ちる雨だれの音が聞こえるよう。
３ ぽたぽたと涙でにじむ母の手記 のびた
情景がよくわかります。
２ 顔覆う球児の腕に汗涙 たけじい
中止のニュースに練習していた球児の姿が。
１ ぽたぽたが乾くころには巣立ちかな 鈴音
何が乾くのか想像させといて巣立ちが見事
準特選
情報がぽたぽた漏れる裏ネット ちどり
情報をぽたぽたと表現がいいです。
特選
お別れの文に涙の落ちた後 田舎もん
無駄なく言葉が使われていて流れもよいです。
軸吟 ポタポタとパフォーマンスの筆さばき ナオミ
折句「か・わ・く」 石神紅雀 選
簡単に渡りはじめて悔やみだす 田舎もん
青信号のことですね？
買いだめし忘れてしまい喰いきれず 魔女
⇒買いだめを忘れてしまい腐らせる
家族揃い笑いの絶えぬクリスマス 団地住民
時期が、ずれ過ぎましたね
かみしめる母の手作り栗饅頭（下６） 新屋敷ばあちゃん
「か・は・く」ですね
入選》 順不同
神頼み災いのない国であれ ミルク
飼い猫がわんぱくすぎてくたびれる リボンの騎士
かわいいね私好みのくるりんぱ はるちゃん
かすたどん私にひとつ下さいな はるちゃん
母さんの笑い上戸に苦慮してる ヤングママ
かろうじてわたってきたの九重橋 ヤングママ
勝ちました私のチーム苦戦して ピッコロ
かとちゃんが笑っていますくすくすと 団地住民
かわいいね悪さする孫口答え 下伊敷おじん
蚊がぷんと私の腕に食いついた 下伊敷おじん
母さんは和食党です食いしんぼ 夢っこ
カピカピの私の指にクリームを 鈴音
カレンダー私の予定空白だ 鈴音
カアチャンの若作りには苦労在り たけじい
隠し味私の秘密クッキング のびた
隠したの私の白髪黒髪に なつめ
帰りたい禍前の国皆で なつめ
片えくぼ忘れ形見よ口元も カエル
看護婦に若いと言われ口笛さ カエル
佳作》
８閑古鳥笑い飛ばすも口惜しい リボンの騎士
７片思いわたしぞっこん首ったけ 夢つ子
６肩に手を私優しく口説かれた ピッコロ
５勝てなくもわが青春に悔いは無し たけじい
４甲高い笑いあふれるクラス会 新屋敷ばあちゃん
３介護でも私に尽くし苦労掛け のびた
２彼なんか忘れたいのよ悔し泣き ちどり
１母さんの忘れ形見を首にかけ 魔女
準特選
風に乗り綿毛はどこへくるくると ミルク
特選
カド番の若い力士よ挫けるな ちどり
軸吟
抱えきれぬわだかまりなど雲に乗せ 紅雀
折句は軽い気持ちで遊びましょう！
皆さんお上手になられました。
か・わ・く 折句 馬場ナオミ 選
入選
簡単にわたり始めて悔やみだす 田舎もん
吊り橋を簡単よと渡り始めたところが・・
彼なんか忘れたいのよ悔し泣き ちどり
他の女性に浮気をしたのかな
肩に手を私優しく口説かれた ピッコロ
そしてと展開が気になります
母さんは和食党です食いしんぼ ひまわり
何も言うことありません
カレンダー私の予定空白だ 鈴音
少しさびしさが漂いますが自粛しなければ。
佳作
５ 母ちゃんの若作りには苦労在り たけじい
その通りです。時間もお金もかかります。
４ 看護婦に若いと言われ口笛さ カエル
かわいいですね。男は
３ 母さんの忘れ形見を首にかけ 魔女
山形屋デパートにお出かけですか？
２ かすたどん私にひとつ下さいな はるちゃん
昔々はきびだんごでした！
１ カド番の若い力士よ挫けるな ちどり
思わずキバレと声をかけたくなります。
準特選
片思い私ぞっこん首ったけ 夢っこ
ぞっこんなんですねー
特選
閑古鳥笑い飛ばすも口惜しい リボンの騎士
コロナ禍の今を句にして笑い飛ばしていますが。
軸吟 カーネーション忘れちゃ駄目と釘をさす ナオミ
7月川柳 「植える」「折句・さ・さ・は
とても素晴らしい。実践から生まれた句ですね。
若々しい魔女さんのスマートなウオーキングが
イメージできました。
伏してお詫びします。
笑っていてはいけません。
でもね、今日は気分転換のために
美容院に行きました。
お詫び
母さんの忘れ形見を首にかけ 魔女（折句だったのに）
ぽたぽたの句で発表されました。
これが私の不注意でポタポタに仕分けされてしまいました。
本当は『爽快にぽたぽた汗で歩ききる』魔女
あってはならない間違いです。魔女さんどうかお許しください。
今回は他にも色々紅雀さんに指摘いただくことがありました。
（今までもありましたので今回に限らずです）
