出張の往きの機内で観て、途中でどうしても眠くなって止めてしまったスティーヴン・ソダーバーグ監督『インフォーマント!』の続きを帰りの機内で観る。

自社の不正をFBIに内部告発する男。とにかくよく喋るこの男の実際の姿が映画後半になってどんどんと暴かれ、観ている観客も映画内のFBI捜査官のように口をあんぐりと開けて驚くという仕掛け。
実話だというが60年代コメディのような画、これまた昔風の音楽がかなりの効果を上げ、驚くべき話なのにブラックなコメディとして楽しめる。
ただ、ややこしい話がどんどんと進むのでコメディなのに集中して観ないと訳が分からなくなる(この辺りも最初寝ちゃった原因)し、事件がとても大きなものなのに映画自体がこじんまりと納まってしまっている感は否めない。
それにしてもこのための役作りに20kg太ったというマット・デイモン。映画自体、彼のワンマンショウなのだが、初めて彼の演技をちゃんと観て、その力に脱帽。
なるほど、ただのイケメン俳優じゃなかったのね。

自社の不正をFBIに内部告発する男。とにかくよく喋るこの男の実際の姿が映画後半になってどんどんと暴かれ、観ている観客も映画内のFBI捜査官のように口をあんぐりと開けて驚くという仕掛け。
実話だというが60年代コメディのような画、これまた昔風の音楽がかなりの効果を上げ、驚くべき話なのにブラックなコメディとして楽しめる。
ただ、ややこしい話がどんどんと進むのでコメディなのに集中して観ないと訳が分からなくなる(この辺りも最初寝ちゃった原因)し、事件がとても大きなものなのに映画自体がこじんまりと納まってしまっている感は否めない。
それにしてもこのための役作りに20kg太ったというマット・デイモン。映画自体、彼のワンマンショウなのだが、初めて彼の演技をちゃんと観て、その力に脱帽。
なるほど、ただのイケメン俳優じゃなかったのね。