ネット爆弾(帝国ネット研究所)

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民主党の懲りない面々・その28

2012-01-17 16:55:09 | ネッタイムス・ブログのアーカイブ
昨年の10月22日にその27を書いてから、久々の「民主党の懲りない面々」と言う事で。
「笑ゥせぇるすまん」の「喪黒福造」こと野田佳彦ドジョウ首相は13日、内閣支持率がじわじわ低下するパッとしない現状を変え様と、「今後の態勢をしっかり強化する為に内閣改造をしたい」との言葉通り改造人事を断行した。
しかし、である。内閣改造した日に広島刑務所から脱獄していた中国人が逮捕されると言う大きなニュースが重なり、残念ながら余り世間の耳目を集めず、寂しい再出発となった。

そんな第一次野田改造内閣の目玉は、「フランケン」こと岡田克也を副総理兼一体改革担当相に据えて、消費税増税に向けた態勢強化を図る事と言われている。が、幹事長時代に「オザワン」こと小沢一郎の党員資格停止処分を主導した岡田を重用すれば、小沢一派が反増税を声高に叫ぶ等、反発や離党圧力を強めるのは確実な情勢。
が、である。野田首相は小沢一派に配慮する形で田中直紀参院議員を防衛大臣に起用している。

田中直紀と言えば、本人の知名度は低いので一般的には「誰?」と言う感じであるが、「コンピューター付きブルドーザー」と言われた田中角栄元首相の娘、あの田中真紀子の夫として知られる。
防衛相として初入閣となる田中直紀は、2009年8月に妻の真紀子と共に民主党入りし、オザワンに近い議員と言われている。
そんな田中直紀の起用は、党内融和への配慮と同時に、オザワンと田中真紀子を分断する狙いが有る。と、一部で囁かれている。
他の党内融和人事では、文科相に「ルーピー」こと鳩山由紀夫元首相に近い平野博文国対委員長が就任している。

今回の内閣改造では、参議院で問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次消費者行政担当相が事実上の更迭、他には平岡秀夫法相、中川正春文科相、そしてグラビア蓮舫が不倫疑惑で退任か?にも書いたのだが、元クラリオンガールで熱湯風呂でも知られる「グラビア蓮舫」こと村田蓮舫行政刷新担当相の5人が退任した。

グラビア蓮舫の処遇に付いては、上記エントリに書いた通りの疑惑等、スキャンダル絡みで、蓮舫の問責決議案が提出される事を懸念し、先手を売って退任させたのが大きな理由だろう。
一時期は宝塚歌劇団みたいなファッションに身を包み、襟を立て「仕分けの女王」と持て囃された蓮舫だが、今は「スキャンダルの女王」となり、既に賞味期限は切れ、利用価値が無くなって使い捨てられた形。
「花の命は短い」と言うか、所詮、一発屋の芸人と言った所かな。

今回の内閣改造で主要閣僚は続投し、改造幅は小規模となったが、俄然、注目が集まるのは死刑執行が滞っている法務大臣なのではないか?。
そんな法相には、初入閣の小川敏夫参院幹事長が就任したのだが、小川は外国人参政権の推進派で死刑制度廃止論者として知られている。
民主党政権下では、菅直人内閣の2010年7月に千葉景子が2人の死刑を執行して以降、柳田稔、仙谷由人、江田五月、平岡秀夫の法相は1人も死刑を執行せず、死刑確定囚は戦後最高の130人を超え、昨年は19年振りに未執行年となっている。
死刑執行に反対する小川が法相に就任した事で、更に執行停止が延びる可能性が高い。

死刑制度廃止論者の小川を法相に据えると言う野田首相の任命責任は度し難いと思うのだが、当の小川法相は死刑執行に付いて「法律で定められた法相の職責なので、大変辛い職務だが、その職責をしっかりと果たして行きたい」と述べている。
次に、留任した大臣に話を移すと、外交や経済を担う重要なポジションには、「タンクローリー玄葉」こと玄葉光一郎外相と、「ガソリンプール安住」略して「ガソプー安住」こと安住淳財務相なのだが、この二人で大丈夫なのかね?。

まぁ、政治手腕は別として、外相の玄葉は相変わらず目が怪しいね、堅気の目じゃ無いな(笑)。
どんな怪しさか例えるなら、覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕されたポン中みたいな目をしている。
簡単に言うと常軌を逸した「いっちゃった目」だな、深酒して泥酔し目が座った様な奴とも言えるのだが、何れにせよ警察官に職務質問されるレベル。
きちんと身体検査(身辺調査)をして入閣させたのだろうけど、尿検査した方が良いかも知れんな。って、近所の爺さんが言うとりました(笑)。

ポン中の目をした怪しい人の話はこれ位にして、安住財務相の話に移すが、安住財務相がイランからの原油輸入を計画的に削減する意向をガイトナー米財務長官に表明した事が波紋を呼んでいる。
安住財務相の発言に付いて野田首相は、「見通しを個人的に話したと思う。これから実務的な議論を踏まえながら対応を詰めたい」と、政府の正式な見解では無い事を強調。
日本は輸入原油の約1割をイランに依存している為、野田首相は「経済界等と相談しながら決めて行かなければいけない」と語り、国内への影響を慎重に見極める考え。

安住財務相が勝手に表明した事には、玄葉外相も不快感を示しており、安住財務相の軽はずみな発言は日米関係に大きな禍根を残しそうだ。
野田首相は「行政・政治改革、社会保障と税の一体改革を推進する最善かつ最強の布陣」と、今回の改造内閣を自画自賛しているが、24日から予定される通常国会は、波乱含みの厳しい国家となりそうだ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】