直径30センチ、高さ20センチくらいありそうな、でかいお椀で手打ち麺を食べさせるお店です。
箸も菜箸くらいあります。
普通サイズの湯のみとペンを、比較に置きました。
お椀はでっかいけど、半分くらいまでしか中身は入ってないので、量はふつうです。
ふにプヨな手打ち麺は、ちょうどよいテクスチャーで、大変結構なお味。
野菜だけの素菜麺は、本当に山西の農家で食べるような油分少なめの仕上げで、胃にやさしく助かりました。
山西的なものを試そうと思い、『地皮菜』という山菜を頼みました。
柔らかめなキクラゲといった風情です。
自然界ではどんな様子なんだろうと思ってネットで検索したら、読んで字の如くというか、思ったとおりというか。
北中国の荒涼具合がよく伝わる食材です。こんなもんまで食べなきゃやっとれんのですよ。春秋戦国時代から食べてそう。
百度百科には「どんな過酷な自然環境下でも生えて来る」と書いてありました。
このお店の老板娘は北京育ちの人ですが、お父さんは玉を磨く職人だそうで、そのお父さんの出身地が山西なんだそうです。
お店情報はこちらをどうぞ。
場所が灯市口なので、東単方面に行ったときのゴハン処として重宝します。
ただ、正午などのゴハン時は満員なので、11時とか、少し時間をずらして行く方がいいかもしれません。
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