「少林少女」、封切り初日に観ました。夜の一番遅い回で、しかも田舎ですのでガラガラ。「少林サッカー」にしても「カンフー・ハッスル」にしてもストーリーはあってないようなもの、この「少林少女」も然り。まあ娯楽映画ですので、しっかりとしたストーリーを求めるのは無理にせよ、ちょっと、ちょっとと思うところ数箇所あり。
ラクロスに目をつけたのはいいですね。女子ラクロスの社会人選手を知っていますが、ボディチェックや顔の周辺でクロスを振り回すのは「禁じられてはいるものの」、審判の見ていないところではボディチェックは当たり前、「やられたらやり返す」で防具をつけないため鼻血や痣は絶えない、「格闘技」だそうです。「一応」故意ではないクロスで顔面直撃なんてもあるそうで……一時より人気が下火になったので、これをきっかけに再び人気が出れば、との彼女の期待です。
柴咲コウさん、決してスタイルで売る女優ではないと思うのですが、巻きスカート、サマになっています。やはり女優さんは違うなあ。
ストーリーはいまいち、したがってラストの盛り上がりには欠けるものの、柴咲コウさんはやはり凄い。この人凄いと思ったのは「どろろ」で。リアリティを出すために女優のカオに自分で砂をかぶせる、この人真剣なんだなあと思いました。今回も撮影開始の半年前から少林寺拳法を習い始め、実際の撮影もスタントウーマンを使っていないため、生傷が絶えなかったそうな。
一番感心したのは後半ナインナインの岡村に顔面にまわし蹴りを喰らい、吹っ飛ぶシーン。実際はプロの格闘家がケリを入れ、多分直撃一瞬前にかなりスピードを殺したのだとは思いますが、それでも彼女は横に吹っ飛び、顔をタオルで冷やしていました。女優の顔、女優のカオですよ。映画は実写の上に合成で岡村を乗せたもの。
インタビューで彼女曰く、女の子が相手をばった、バッタとやっつけるのじゃあリアリティがない。おかげで大迫力のシーンが出来上がりました。
総合的にはB級娯楽映画、ただし柴咲コウの役者魂に惹かれるなら、観るべきでしょう。

柴咲コウさん、決してスタイルで売る女優ではないと思うのですが、巻きスカート、サマになっています。やはり女優さんは違うなあ。
ストーリーはいまいち、したがってラストの盛り上がりには欠けるものの、柴咲コウさんはやはり凄い。この人凄いと思ったのは「どろろ」で。リアリティを出すために女優のカオに自分で砂をかぶせる、この人真剣なんだなあと思いました。今回も撮影開始の半年前から少林寺拳法を習い始め、実際の撮影もスタントウーマンを使っていないため、生傷が絶えなかったそうな。
一番感心したのは後半ナインナインの岡村に顔面にまわし蹴りを喰らい、吹っ飛ぶシーン。実際はプロの格闘家がケリを入れ、多分直撃一瞬前にかなりスピードを殺したのだとは思いますが、それでも彼女は横に吹っ飛び、顔をタオルで冷やしていました。女優の顔、女優のカオですよ。映画は実写の上に合成で岡村を乗せたもの。
インタビューで彼女曰く、女の子が相手をばった、バッタとやっつけるのじゃあリアリティがない。おかげで大迫力のシーンが出来上がりました。
総合的にはB級娯楽映画、ただし柴咲コウの役者魂に惹かれるなら、観るべきでしょう。