光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

立川いったい音楽まつり 見て聴いて#2 立川市民オペラスペシャルコンサート 宮崎京子と陽気な仲間たち

2019年05月24日 | 音楽・映画

 立川いったい音楽まつり・・・私が聴いた最後のステージは、こちら 

 

 

会場の「CHABOHIBA HALL」は、私の家から、歩いて7、8分の所にあります。

 2015年の暮れにオープンしていたのですが、入ったのは初めてです。

 ホールができる前は、垣根で囲まれていましたが、園芸樹木を栽培しているような畑地だったと記憶しています。 

そこにこんな端正なホールができて、何か不釣り合いな感じがしていたのですが、市の公共施設でもなさそうで

ずっと、不思議に思っていたのです。

 そんなCHABOHIBA HALLを、今朝の散歩途中に撮ってみました。↓ 

 

 

 

 さて、本題の音楽ステージです。 ソプラノ歌手の宮崎京子さんの入場です。

ピアノの周りに並んでいるのは、立川市民オペラ合唱団の皆さんたちです。

 

 

 

ホールは百名ほどの小ホールですが、音響効果は優れていました。

宮崎京子さんから、CHABOHIBA HALLの名前の由来も説明がありました。

「チャボヒバ(矮鶏檜葉)」とはヒノキの園芸品種で、古くから本敷地の中央に植えられており、これまでの地域の歴史を見てきた樹。

それを中庭に残して、ホール名としたそうだ。

 

 

 

洒落ていたのは、ホールの背景。 雪見障子みたいに、下側から石庭が見えます。

石も、元々ここにあった石とのこと。

 

 

 

 歌は「花は咲く」から始まりました。

 

 

 オペラの曲(宮崎京子さんの独唱)なども入り、ソプラノの高く澄み渡るような声が響きます。

 

 

 

 途中、立川市民オペラの団長さんにマイクが渡され、サプライズのようでしたが、しっかりと市民オペラのPRをされました。

(男性の参加を呼び掛けておられました。 女性は満杯のよう。)

 

 

 

 蝶々夫人の”ある晴れた日に”が響く。

オペラのソプラノを、間近で聴くのは初めて・・・凄い迫力。

 

 

 

 その後、日本の曲”初恋”(作詞:石川啄木)、”宵待草”、”あの素晴らしい愛をもう一度”、”翼をください”

”いい日旅立ち”が続き、オペラで締めた時、この拍手喝采!

私は当初、オペラはそれほど期待してなかったです。ホールのなかを見たい気持ちの方が強かったのです。

しかし、ソプラノの歌もさることながら、MCがとても魅力的で、聴衆の心を掴みました。

最後は、アンコールの感じで、”故郷(ふるさと)”聴衆と一緒に歌いました。私も久しぶりに目がウルウルに。

 

 

 

 ステージが終わり、ラウンジにでて、中庭を見ました。 中央の樹が「チャボヒバ(矮鶏檜葉)」

 

 

 

 ラウンジに、出演者の方々が出てきて、観客へのお礼と、見送り

 

 

 

 

 

 

 

ホールの玄関ロビーから。 

私の自転車も写っています。 立川いったい音楽まつり の主会場から、こちらへ25分、自転車を飛ばしてきました。

 

 

 

中庭の方に出演者たちが移動しています。 記念写真のようです。

 

  

 記念写真撮影が終わって、戻られる出演者たち、宮崎京子さんがこちらに気が付いて、手を振ってくださいましたが、

私も手を振ってお礼したため、その瞬間の撮影は出来ませんでした。残念。

 

 大満足でした。 無料なのが申し訳ない感じです。

 なお、CHABOHIBA HALLのことも、今回、いろいろと調べて、大体わかりました。

ここの土地の所有者が、ホールのオーナーで、ご先祖より引き継いだ土地の一画に、後世に伝えられる音楽ホールを残したいという意志で

ホールの建設を決断されたとのこと。   

また、宮崎京子さんも、出身は山形ですが、国立(くにたち)音楽大学声楽科卒業で、大学はこのホールから、歩いて20分ぐらいのところ

にあるので、半分、地元の方ですね。  このコンサート、来年もあると嬉しい。 

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立川いったい音楽まつり 見て 聴いて#1 

2019年05月22日 | 音楽・映画

  5月18日(土)立川市中央図書館から、自転車で帰ろうとしたとき、ん? 音楽が聴こえる・・・

なんと、モノレール高架下の広場を中心に、あちこちのステージで演奏が行われていました。

第8回 立川いったい音楽まつり と銘打たれて、18,19日に、約270のバンドが演奏!!

立川に住んで、22年になりますが、知らなかった!(4年前の 立川あにきゃん2015 のときと、同じパターン。)

今回、2日間で私が聴いたのは、10ステージで、まさに氷山の一角ですが、わずかでも雰囲気が伝われば幸いです。  

 

 高島屋立川店裏のテラスで、《Aebulay Zzja》の演奏が始まりました。 13:00

板橋を拠点に活動する社会人ビッグバンド、ノリの良いJAZZが響きます。女性が多いなー

 

 

 若い方が多いですね、仕事をしながらのビッグバンド活動は大変でしょうが、音楽が好きでたまらない・・・そんな思いが伝わりました。

 

 


女性テナーのソロ、この方はMCも担当。  JAZZ名曲のほかに、「見上げてごらん夜の星を」など

ポップな曲もあり楽しめました。

 



こちらは高架下の広場道(サンサンロードと呼んでいます)で行われていたバンド演奏 《イチロク》

奥さんが4弦、旦那がスティック12弦で合わせてイチロクかな?   13:32

黒子の衣装がシュール!音楽も!  観客の衣装もまた凄い!・・・と思いきや、次の出演者《南京玉すだれアーチストの会》のメンバーのようです。

 

 

高島屋テラスに戻って、《R2H(アール・ドゥ・アッシュ)》のジャズ&ボサノヴァ  14:15

ヴォーカルはRIOさん、サックスの方は客演のようです。・・・ 若い頃の野口五郎に似ている!

 

 

遅い ランチを食べて、高島屋テラスに戻ると

 《国立Bigband Express》の演奏 

カッコいい曲をさりげなくがモットーとのこと、ホレス・シルバーの曲などを、カッコよくやってました。 15:55

 ここまでが、18日のステージ。

 

 

 ここから、19日(日)のステージです。

《Untitled jazz Orchestra》6年連続出場の常連バンドとか。 好演されてましたので、後半に再度、写真を掲載します。  11:36

  

 

 

こちらはパレスホテルのカフェラウンジがステージ。

《桃瀬茉莉ヒーリングジャズピアノ》    11:57

 

 

 

立川駅北改札近くの広場”立川タクロス”のステージでは

《国立 P&Pゴスペル》

2009年に、NHK学園国立オープンスクールゴスペル講座のメンバーで結成したゴスペルグループ。 結成10周年ですね。  12:15

 

 


高島屋テラスに戻ると、ハワイアンダンスが!

《Hula Halau Na pua O Na Ohana》の皆さんたち。  12:20

 

 

 

 

 サンサンロード沿いの、損保ジャパン日本興亜立川ビル玄関では、ベリーダンス! 13:21

《MSベリーダンススタジオ立川店》

2011年暮れに行ったトルコ旅行では、見損なっていたのでラッキーでした。




こちらは上級者でしょうか。 体が柔らかい!  おかげさまで、鼻の下が伸びてしまった。

 

 

 

 

こちらは、CHABOHIBA HALLのステージで

《立川市民オペラ スペシャルコンサート 宮崎京子と陽気な仲間たち》

 素晴らしかったので、次回にまとめて掲載します。   14:50

 

 



それでは《Untitled jazz Orchestra》の演奏をまとめて紹介します。

力強いソロ。 背景の赤い植木鉢(アート作品です。)のように、炎が燃え上がるようなソロ。 11:24

 

 

 

そのソロの前で、可愛い男の子が、バンド名の看板を指して(^^♪

 

 

 

途中からヴォーカルの市村真理子さんが入りました。  11:35



 

 

  山口百恵のヒット曲メドレーでは、アクションも入ってノッテいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 このバンドには、専属のMCがいて、盛り上げはさすが。(ドラムスの向こうで眼鏡をかけて立っている方)

よくまとまった、グッドな演奏でした。

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散歩道の花々

2019年05月12日 | 花・植物

朝の散歩で、見かける花々をスマホで撮ったものです。

スマホが派手目に発色するので、困るのですが大目に見てください。

 

1か月前の4月11日 am6:53  民家の庭の桜。

 

 

ちょっと、カメラを横に振り、花びらを明るく撮りました。

 

 

 

黄緑色の桜、御衣黄桜です。 国分寺崖線沿いの屋敷林にあります。 4月19日 6:59

散る前は、花に赤い色の筋が入ってくるんですね。

 

 

 

真っ赤な葉の植物。名前は知らないのです。 4月19日 am7:01

 

 

同じ植物の5月2日の状況。5月2日 am6:29

冬の寒い時期は真っ赤で、暖かくなってくると だんだん緑が入ってきますね。 同時に虫に食べられたりして、大変だ。

 

 

 

 上の植物の、数m横あたりに咲いている、これも名前を知らない花。   4月25日 am7:06

 

 

 

 モッコウバラは、垣根を覆わんばかりに咲いているのをよく見ます。

こちらの家の門扉に懸かるのは一枝のみで、そよとした風情がある。  4月25日 am7:21

 

 

 

 

 シャクナゲかな。 上の門扉のすぐ横で。      4月25日 am7:22

 

 

 

 国分寺崖線の上のつつじ。   4月25日 am7:28

 

 

 

 保育園のコンクリート壁前の花壇で。 チューリップ   4月25日 am7:30

 

 

 

 同じ場所で    4月25日 am7:30

 

 

 

 

  コンクリ壁から、ガラス壁に背景が変わりました。  4月25日 am7:30

 

 

 

 4月25日 am7:31

 

 

 

 4月25日 am7:31

 

 

 

 4月25日 am7:31

 

 

 

 保育園の花壇のです。  4月25日 am7:32

 

 

 

 

 ご近所の垣根上のプランタンに咲くスミレ  4月25日 am7:39

 

 

 

 

 国分寺崖線の下には、江戸時代に新田開拓をして居住する、大きな農家の屋敷が並んでおり、

この木も、その屋敷内の庭に植えられています。 年代物の樹にみえます。

この樹の後ろの住宅群は、数年前に庭を崩して造成されたもので、屋敷林の風景も、だんだん

寂しくなってきています。   でも、まだ鶯が鳴いて、爽やかな気持ちにしてくれます。

  4月26日 am7:30

 

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西村有の作品、二つの展覧会から

2019年05月08日 | アート 現代美術

西村有の作品展については、今年3月22日のブログ

信州上田、富山、金沢アート巡り #4金沢21世紀美術館、石川県立美術館

のなかで、東京で見た二つの作品展を、近いうちにまとめて紹介すると述べて

いました。 遅くなりましたが、準備ができたので、紹介します。

ギャラリーKAYOKOYUKIでの個展(2017.10.15に鑑賞)・・・東京・駒込
   「Portrait」展

トーキョーアーツアンドスペース本郷(2019.3.20に鑑賞)・・・東京・本郷
 「霞はじめてたなびく」展から

 

 

まず、ギャラリーKAYOKOYUKIでの個展「Portrait」から

当時の夕刊の展評で個展を知り、面白そうと思い行くことにしました。

この作品が、夕刊に載っていました。

残像で揺らいでいるかのような、浮遊感があり、それでいて黒髪が魅惑的な不思議な絵です。

motion》  2017, oil on canvas, 65.2 x 45.5cm



ギャラリーKAYOKOYUKIは、山手線駒込駅から歩いて数分の場所にあり、もともとは倉庫だったようです。

ギャラリー内から撮影。








作品リストは、会場内にしかなく、作品のタイトルなどがわかる資料が、手元にないため

作品名等がわかりません。  悪しからず、ご容赦のほどを。


この作品も残像が見えますね。  ササッと描く、線のタッチがいい。





このあいだ、府中市美術館で「へそまがり日本美術-禅画からヘタウマまで」を前期・後期と見たのですが

そのキャッチコピー ”きれいとは言い難いもの、不恰好で不完全なものに、なぜか心惹かれる・・・そんな

「へそまがり」な感性から生まれた、輝かしくも悩ましい日本美術の数々”

そこまでは、いかないのですが 一見、稚拙に見えます、でも、イメージがいろいろ膨らむ、面白い絵です。

これを、写実的に描いたら、この味わいは出ないでしょう。




この作品では、残像ははっきりしませんが、目のあたりのぼかしに、動きを感じます。

気ままな猫が、っモー、つまんねぇーと、歩いていく姿が・・・

 

 

 

 

 この作品、よくわからないのですが、画面全体に揺らぎを感じます。

このポーズは、荷物を開けているようにも見えるし、うなだれているようにも見えます。

西村の作品には、悲壮感みたいなものは感じられないのですが、東海林さだおの漫画のような

軽いノリのペーソスを感じます。

 

 

 

 車窓から見えるような光景も、よく描かれるモチーフです。

 

 

 

 この作品、シンプルで、いい色合いで、欲しくなったのを覚えています。

 

 

 この魚の表情!




続いて、トーキョーアーツアンドスペース本郷での「霞はじめてたなびく」展です。

この、トーキョーアーツアンドスペース本郷は初めて来ました。道向かいの東京都水道歴史館には

2010年1月に行ってますが、ここは知らなかった。

調べると、1928年(昭和3年)に造られた”職業紹介所で、1949年からは職業訓練校として使用され

2001年にアートセンターとして開館したようだ。



霞はじめてたなびく」展は、3人のアーティストの展示になっていましたが、今回は西村有の作品

のみを紹介します。 別の機会に他の2人の紹介ができるといいんだけど・・・紹介していないネタ

が山のようになっているので、いつになることやら 




2階交流室での展示光景。




壁に架かった作品。 水墨画のような感じもあり、眼にすーっと入ってくる。

《a cat looking》2019 アクリル、キャンバス


《border boy》2019 アクリル、キャンバス


西村有の作品の大半は3階のC、Dの部屋に展示されていました。



ここで、西村有のこの展示会への、ステートメントを紹介

《 実際にある風景を再現するのではなく、作家自身の日常的な気づきを重ねて「今」を描いています。

 どこかで見たことのあるような風景や人物、あるいは物語のワンシーンを思わせるような絵画は、空間に

 展示されることで、隣り合うそれぞれの作品との間に、自然と物語が生まれるよう構成されます。

でも、このステートメントを知ったのは、最近なんです。(このブログを書くために、当時の配布資料を

読んでいたら載っていた。)  うーん、分かっていたら、写真の撮り方も変わっていたかも・・・



Cの部屋入口からの光景。 自転車の絵がとても魅力的に見えました。




左回りにカメラを動かして撮影。  そういえば、犬の散歩の絵と、その左の作品は繋がりがありそうな感じだ。




C室の入口側を撮ったもの。 右側の2作品も物語で繋がるような感じだ。








D室入口付近から




逆にD室の入口側を撮ったもの。  中央の接近した2作品も物語で繋がりそうだ。




いかがでしょうか? 私は鑑賞したときは、作家のステートメントを読んでなかったので

”隣り合う作品間で、物語が生じる”・・・というところまでは気付かず、不覚でした。



個々の作品です。

遠くから見た時、自転車だけで、人は分からなかったのですが、よく見ると、うつむいた顔と、ペダルを踏む右足、地面に着いた左足

が描かれている・・・でも、輪郭線だけで、からだは透き通ったように描かれている。

不思議な絵ですが、色合いの妙と、疾走感のあるタッチで、とてもいいなーと思った作品です。

《stop the bicycle》2019 油彩、キャンバス



この作品が上の自転車の作品と隣り合っていました。 単体の作品としてみても、色が綺麗で、新鮮な感覚の静物画として好みです。

自転車の作品との物語は、実際にその現場で見ないと、何とも言えないなー・・・ステートメントを読んでいなかったことをつくづく後悔。

《fruits and ceramics》2019  油彩、キャンバス




《structures》2017 油彩、キャンバス




《back to the river》2019 油彩、キャンバス


↑と↓が隣り合っていた作品です。 動物たちの生命をつなぐ物語かな

《frog and snake》2019 アクリル、キャンバス



セルフポートレートはよくあるけど、ペインティング マインドとは珍しい。

《painting mind》2019 油彩、キャンバス



2015年制作の作品、最近のものと比較すると、やや野暮ったいかな。

《room》2015 油彩、キャンバス



犬はダックスフントで、リードの残像が見えます。 人や犬にも動いている残像が

現れ、道端に落ちている空き缶が立体感に寄与している

《walking with a dog 》2019 油彩キャンバス



↑と↓も隣り合った作品です。 これは、どういう物語か分からない・・・・万歳です。

《waiting  for the shooting star》2019 アクリル、油彩、キャンバス



この作品が、上二つの作品と隣り合っていました。  とすると、青年の恋人では?

何となく、物語が見えてきたような。・・・

《face》2018 油彩、キャンバス



この作品は↑の作品の隣。 物語性は何となく・・・

《rose and cat》2019 油彩、キャンバス



走査線で滲んだ背景の橋を、スタイリッシュな若い女性が渡っていく・・・ただそれだけなのですが

絵全体が洒落た感じ。

《across the bridge》2019 油彩、キャンバス



↑と↓の作品は、かなり近接して展示されていました。 物語はうーーん。

《a bird above a head》2019 油彩、キャンバス




《complex》2018 油彩、キャンバス



堤防の木や草と蝙蝠(最初は何かわかりませんでした)。 背景の色がいい・・・現代の花鳥図

《bats flying on the bank》2019 油彩、キャンバス



↑と↓の作品も、お隣同士

《a car running(down hill) 2019 油彩、キャンバス



以上、とりとめもなく西村有の作品を紹介しました。 今後がさらに楽しみです。

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信州上田、富山、金沢アート巡り #6 富山県立美術館 その2 瀧口修三コレクション

2019年05月01日 | アート 現代美術

 富山県立美術館の続きです。

瀧口修三コレクション

瀧口修三は、美術館の展示説明などに、よくでていたので知っていました。

彼のコレクション品の展示ですが、まー、いろんなものがあり、興味深く眺めました。

なぜ、集めたかは、瀧口修三本人しか知らないことであり、?・・と思いながら見てい

たのも事実です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  


 

 上のコレクション棚の中段の版画を、近寄って撮影しました。





個々のコレクション品のキャプションは、膨大なので、一部しか撮っていません。

 

 

 

 


上の写真の中段の拡大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 草間彌生の1954年の作品ですが、タイトルも絵も強烈です。

以下、草間彌生に関するウィキペディアからの引用。

”1954年(昭和29年)から翌年にかけ、東京で4度の個展。白木屋百貨店ほか、瀧口の関るタケミヤ画廊でも個展。

瀧口がニューヨークの第18回国際水彩画ビエンナーレへ彼女を紹介し、渡米の糸口を作る。”

なるほど、そういう繋がりがあったんだ。

  


以上、さらーっと眺めただけでしたが、面白かった。

3年前に見た、村上隆のスーパーフラット・コレクション展は、壮大でしたが、瀧口修三の

コレクションも地味ながら、味のある小品が一杯でした。

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信州上田、富山、金沢アート巡り #5 富山県立美術館その1

2019年05月01日 | アート 現代美術

 2月19日、金沢発12:56の新幹線に乗り、13:18 富山駅に到着。

初めての富山です。

小雨混じりで北風が強い、あいにくの天気で、バスで富山県立美術館に着いても

建物外観の写真など、撮れる状況ではありませんでした。

建物内の3階から、東側の立山連峰を撮ったのですが、この天気では仕方なし。 (14:43)

冬の北陸らしくていいかも・・・

 



晴れていれば、素晴らしい展望でしょう。 眺望アプリもありますね。

 

 

 

 さて、展示の方は盛りだくさんで、質が高く、期待以上の収穫でした。

コレクション展が実に良かった。

(企画展は、児童向きということと、時間が足りないのでパスしました。) 

この連休中も開催されているので、是非、ご覧になってください。 とてもお勧めです。

コレクション展Ⅳ期では、

★「美術評論家 東野芳明と戦後美術への旅 」

5つのテーマ(キーワード)を設定し、テーマ毎の作品紹介。

★「1989/平成元年(The First Year of the Heisei Era)」

★「ビフォーアー アンド アフター(Before and After)」

★「人物描写(Human Figure)」

★「戦後の日本画(Jananese-style Painting after 1945)」

★「動物の彫刻(Sculpture of Animal)」

別展示室で(4月30日時点では少し内容が変わっています)

★デザインコレクション  椅子とポスター

★瀧口修三のコレクション品

瀧口修三のコレクション品の紹介を含めると、ブログ字数制限の3万字を超えるため

 瀧口修三のコレクション品は、分割して次の記事としました。


では「美術評論家 東野芳明と戦後美術への旅 」から

 

 

 

 

 パウル・クレーの作品から。 左:《内なる光の聖女》 1921 紙・リトグラフ

右側

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いかがでしたでしょうか? 私は、東野芳明は名前はどこかで聞いたかな?・・・程度で、ほとんど知らなかったのです。

そして、現代美術作品の評論は、とかく難しい用語をひねくり回して、高尚ふうな論理だてをしたものが多く、私はキライ

で、読む気がしないのです。 が、東野芳明の評論は、ぎりぎり我慢できるかなー、何となく伝わるものがあります。


 

 

 ここからは複数のテーマを設定した展示の紹介です。

まず 「1989/平成元年(The First Year of the Heisei Era)」 

           

 

 

 

 見た瞬間、草間彌生の作品だと分かりました。

 

 

 

 次のテーマ

 

 

 

 福田美蘭の作品は、アフター以降の作品しか知らなかったのですが、ビフォーの作品・・いいですね。

         

 

 

 

      


 


次のテーマは「人物描写(Human Figure)」

 

 

 

 

 

 

 

 ピカソはやはりいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 ここからは、動物の彫刻(Sculpture of Animal)」だと思うのですが、人像があるのは?

今となっては、よくわかりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらの作品は、展示室を出た通路に置かれた作品。 

 

 

 

 

 3階のデザインコレクションの展示光景です。 





 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 デザインあ」も昨年見たのですが、1984年に似たコンセプトの作品があったんですね。

 

 

 

 

 

 

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