光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

吹割の滝へ

2013年09月16日 | 小旅行

9月9、10日にワンコ連れの家族旅行へ行きました。

行った先は、吹割の滝、谷川岳天神平、軽井沢。

吹割の滝は、関越道沼田ICからR120号線に沿って東に20kmほど。  図のA地点です。

 

この120号線を通っているとき、車窓から見える景色が素晴らしい。  谷越に緩やかな傾斜の台地が延々と続きます。  最初は火山が多いところだから溶岩流の台地だと思いましたが、河岸段丘でした。

沼田の河岸段丘として日本の河岸段丘を代表するほどの場所だった。  航空写真を下に掲げます。 関越道がこの段丘を跨いでいます、下を流れるのは片品川、利根川の支流で吹割の滝はこの川の上流部になります。

画面左側の段丘沿いに120号線が走っていますので、車から見えたのは、画面右側の段丘になります。  片品川と段丘最上部は100mほどの標高差。 

この段丘ができたのは、15万年ほど前、赤城山(鈴岳)の噴火による火砕流で、利根川がせき止められ、この一帯が大きな湖になり、それが山からの土砂で埋まり、

片品川が削っていき、大地の隆起や沈降を繰り返し、現在の段丘が出来上がったとか。  地学は面白い。

 

 

吹割の滝に着き、谷に降りる坂道でワンコショット。

 

狭い石段の坂から、鱒飛びの滝が見えてきました。 轟音に水量の多さが感じられます。

 

鱒飛びの滝のちょい手前です。

 

 

鱒飛びの滝中央には、岩がブロックするように突き出ています。

 

 

滝から上流部を眺めたもの。  900万年前にできた火砕流の岩石を、片品川が削ってできたもので、流れが磨いたように川底は滑らかです。

 

ワンコは滝の音が苦手なようです。 

 

遊歩道が整備されています。  白線はこれ以上、川側に入らないようにという注意のライン。

 

 

説明版です。  小さな字になってすみません。

 

コメント
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