中国での青銅器の始まりは紀元前2000年頃とされている。 銅と錫の合金である青銅は、高価で貴重なものであり、王朝などの権力者が力の象徴として作製したものが多い。 多くは奴隷が作製したものだ。
展示室です。落ち着いた雰囲気で鑑賞できます。
饕餮紋ホウ(とうてつもんほう)
商代には祖先や神々の祭祀のために様々な形と用途を持つ青銅礼器が作られた。このホウもその一つで,器体は平たい球形で口がすぼまり,蓋が付く。酒などの液体を入れる器。細かい雷紋の地の上に,獣の顔と前足を思わせる饕餮という紋様を浮彫風に正面に大きくあらわし,その両側にキという獣などを配している。これはホウとしてもかなり大型で,製作も精巧であり,商代後期の青銅器の典型。
饕餮文げん
蒸し器。
龍文方鼎
足の間に、炭を燃やして料理を暖めていた様だ。