流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

垂直離着陸型飛行機タイプの手のひらに乗る小さなドローンの流れ解析結果

2015年08月12日 | 宇宙航空産業機械

垂直離着陸型飛行機タイプの手のひらに乗る小さなドローンの流れ解析結果です。

この流れ解析結果を流線図で見ると、2つのプロペラ廻りに流れの循環が出来ていて、上から下に送られた空気は舞い上がり再度上から下に流れることが分かります。

これはヘリコプターの流れ解析を行った結果と同じような循環流の発生であり、正確な流体解析が出来ていると判断しています。

現在、このプロペラ部分を設計変更して、揚力は同じであるがプロペラが使う動力は減る改良プロペラの設計と解析を行い、事例として結果データをまたご紹介します。