流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ガスタービン設計を開始して、最初の性能熱流体解析を開始しました

2015年08月06日 | 流体機械設計

小型のガスタービン設計を開始して流体部形状が大まかに出来上がったので、最初の性能熱流体解析計算を開始しました。

次がガスタービンの流体部全体の解析用形状です。

次が断面図です。遠心コンプレッサー2段と燃焼器部、そして遠心タービン1段の構成です。

そして最後が現在解析計算進行中の解析モニタリング画面です。

遠心コンプレッサー2段と遠心タービン1段での全羽根を回転させての解析計算ですが、順調に計算が進行しており、収束状況も悪くないのですが、やはり羽根全部の同時回転解析は計算時間が非常にかかっています。

これはまず、燃焼器部の適切な開口穴面積を求めるために行っているもので、開口穴面積と配置が設計点に合致するようにこれから調整して解析計算の繰り返しが待っています。