今月の「DJクラシック~首藤康之の踊る旋律~」の放送は「くるみ割り人形」をお届けしましたが、
オンエアを家で息子と聴いていたらば、息子が「ここはねずみと戦ってるところ?」とか、「これからお菓子の国にいくの?」
と、興味を示したので、私も「この機会は逃せない!」と思い、
「来週、バレエの『くるみ割り人形』をママと一緒にみない?」
と、そこからは新国立劇場の『三分で分かるくるみ割り人形』の動画片手にプレゼンを始めました!
「行ってみる!」というので、早速、親子で行くと子供のチケットが半額になるプランを申込み、
(新国立劇場アカデミックプラン、新国でオペラ・バレエ見るなら絶対お勧めです!!なぜか39歳まで若者と見なされ!格安券もあります!!)
17日火曜日、平日夜でしたが、新国立劇場に「くるみ割り人形」を見に二人で出かけました。
土、日のマチネは売り切れてるだけあって子連れは週末に行くのでしょう、それでもこの演目だけにロビーでも子連れはまばらにいました。
また、ありがたいことに私たちの席の周りは子供連ればかりでした。
キッズ用の分厚い座布団型シートも貸してもらい、息子の鑑賞開始!
もちろん、美しいダンスの傍らで、今じゃなくていいよね的な質問を小声でいくつも繰り出し、
(「帰ったらぶどうのハイチュウ食べてもいい?」みたいな感じの・・・・・)
前席の小学生のお姉さんの背もたれにつかまってみたり、
立ってみたり(立ったほうが座ってるより背が低くなるので助かったけど・・・・)
とにかく舞台のうえ以上にとどまることがありませんでしたが
それでも、
鉛の兵隊とねずみの戦いを「こわい~」といいながら真剣に見て、
雪の精の場面では「きれいだね~」
トレパックに「すごいね!」
「中国の踊りはおもしろかったね~」
と小さく感想を漏らしながらそれぞれのダンスに拍手を送る姿を見て、
二人並んで舞台鑑賞ができたことを幸せに思いました。
彼が0歳の頃からいろんな形で舞台を見に来てはいましたが、
来月には5歳。成長したなぁと改めて実感したのでした。
私は、一人で見るときの半分ぐらいしか舞台に集中できませんでしたが、
それでも、とても楽しみました!
しばらく、バレエの舞台を録音伴奏で見ていたことが多かったので、東京フィルさんの生演奏にも感激しましたし、
指揮の井田勝広さんのドラマチックな強弱のつけ方に感激が増幅☆
雪の精のシーンでは床に積もる雪が滑りやすい!という首藤さんのお話も思い出しながら見てました!
金平糖の精の小野絢子さんは華やかで美しかったですし、トロルの役の八幡顕光さんのダイナミックな踊りは印象に残りました。
生でグランパドドゥが見られたのもうれしかったです!
世界中のファミリーがこの時期に楽しむ「くるみ割り人形」。
私もステキなお話と共にあたたかな気持ちになれました☆
帰りは舞台上のネズミさんがさよならのご挨拶をロビーで!
当然こわがってました(笑)
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