おととい見た夢

土曜の夜、夢を見ました。

教室で私は音楽のテストを受けてます。
なんとなく自分は高校生という意識があります。

テストの問題は、

「ベート－ベンの交響曲第７番の最初の20小節を書け（全楽器）」

・・・・・・・・・夢だから「なんで？何のために？」って言えないけど・・・・・

目の前には五線譜があるけど、7番の冒頭が出てこない！全然書けない！

7番の有名なフレーズはうかんだ！でも冒頭がうかばない。
思い出そうとすると、3番の「英雄」が出てくる。

それに・・・

そもそも、曲が浮かんでもわかんないよぅ、
管・弦・打楽器全楽器の音符を書くって?!
オーボエ、ファゴット、バイオリン、チェロ・・。
フルートだって、最初の20小節、何の音吹いてるか全然覚えてないのに
他の楽器なんて・・・。
7番のスコア、見たことないし・・見ても書けない！！

そんなことを言い訳がましく、真っ白な五線譜を見ながら私はあせっているのに、
さっきから隣の男の子が話しかけてくる。

「そんなの早く終わらせてさ、ご飯行こうよ～」

男の子は、テストが終わったらしい。
教室でもテストが終わってゆったりしてる人は、結構いる。
私は、遅い方みたい・・・・

男の子は、多分友達だけど、誰かは覚えてない。
ご飯に一緒に行くなら、答えを教えてくれればいいのに・・・
でも、一応テストだから、教えてもらっちゃまずいか・・・

悶々・・・ああ、書けない、何にも書けないよう・・・

「ガラガラ・・・」
戸が開いて妹から「菜穂子、おはよう」と言われて目が覚めた。

ああ、夢か。妹のうちに泊まってたんだった。

もうろうとした頭で妹に「へんな夢見たよ」と話して聞かせるけど、
言ってて自分でおかしい。

でも、話してたら、なんでこんな夢を見たかがわかりました。

前日に、私は月末に語りで出演する「夏の夜の夢」のオーケストラとのリハーサルをしたんです
今回は語りというより演劇に近く、妖精の王様も女王様もお付の妖精パックも全部一人で。

オケとの掛け合いも多く、

「ここで出て!」
「もっと早くでて」
「ここはもっとゆっくりでもいいです」
「この音が終わるまでに言い終わって」

と、指示のままに語る、とにかく、気の抜けない作業なんです

もちろん指示されたところで間違えずに入るために、
ずっと音符とにらめっこ。
しかも初リハだったから、神経張り詰めっぱなし
タイミングが合わなければ、何度でも繰り返し・・・・

きっと、その緊張感と音符の凝視が、不思議な形で夢にでてきたんですね・・・・

なっとく

でも、もちろん、リハ自体は、和やかに、楽しく進めていただけたんですよ！
指揮の大貫先生も団員の皆さんもとても優しかったです

私がいっぱいいっぱいであせっていただだけで・・・

「夏の夜の夢」演奏会は、8月26日(日）府中にて。

夢を見るくらい（！？）がんばって練習してます☆
お時間あったら、ぜひいらしてください！

http://www.mfl-orchestra.com/


ＰＳ．あ、お昼を誘う男の子は、友達から来週ご飯を食べようと
メールをもらってて、返信しなくちゃ、という気分から登場したんでしょうね。
早速返信しました