その日、私は家を出るのにドアを開けた瞬間から涙目になっていました。
区立保育園での一時保育、最後の日のお迎え。
次の週から息子は2才5ヶ月にして、東京都の認証保育園に晴れて入園することが決まっています。
え、今までどうしてたの、と逆に思うかもしれませんが、
品川区は、区立保育園の一時保育の制度があり、
年間60日は、園児でなくても9時から17時まで預かってくれるんです。
(保育園でカバーできない時間は、ファミリーサポートという品川区が斡旋してくれるベビーシッターサービスを利用していました。)
それでも仕事の状況でここ数ヶ月は、一時保育では、いかんとも乗り越えられず、
また、4月に学年も上がったことから、この近辺では、0歳1歳でなければ、
待機児童数はそこまで強烈でもなくなったようで、認可は依然難しいものの、
認証は空きがあるところもでてきて、息子も入園できることになりました。
一時保育、というと2,3時間リフレッシュに使うママもいるぐらいなので、
名前からしても、何も泣いて別れを惜しむのには大げさだと、
私もお迎えの道を歩きながら思いました。
でも、涙がたくさんたまってくる。
息子はここで1歳0ヶ月から約1年半お世話になりました。
一時保育児は、給食が出ないので、朝起きて初めての子供のお弁当作りにも取り組みました。おやつもホットケーキを焼いてもたせました。
一般の児童と同じようにお絵かきもさせてもらって、帰りには持たせてもらいました。
『これはパパとママなんですって』と画用紙に描かれた、ただの緑と赤の二つのギザギザのかたまりを見せてもらっても、親はうれしいものです。
『今日はおともだちとおもちゃの取り合いをしてけんかになりました』と報告を受けたので、
「お友達におもちゃを譲ることができないんですよね・・・すみません、ご迷惑おかけしてます」
と私が言うと、『大丈夫です、お母さん、成長の過程です。みんなが通る道なんです。そういう意味で、順調に成長してますよ』
とフォローもし、私を励ましてくださいました。
週4日預けたりする週は、『今週はお仕事お忙しいんですね、がんばってくださいね。』と
声をかけてもくれました。
いろんなことを思い出していて、気づきました。
ああ、私は、息子がここを卒業するから寂しいんじゃなくて、これまで私の仕事を応援してくれていたことがありがたくて泣いてるんだな、と。
大変ぶると仕事に差し支えそうな気がしてあまり普段書きませんが、子供がいて仕事をするのは予想以上に大変だな、と感じます。でも、仕事が好きだからやるし、私は定年まで教師として勤めた母の背中を見て学ぶことも多かったから、私が働くことも息子にとって何かいい影響もあるかもしれないとも思っています。
でも、世の中みんながそう思ってるわけでもないし、実際、物理的にきついこともある。
そんななか、家族以外にも『応援してくれている』存在は、うれしくありがたいものです。
案の定、お迎えに行った保育園では、保育士さんに『あらあらお母さん、泣いちゃってまぁ』といわれながら、
私はずっとハンカチで涙を拭きながら、お別れのご挨拶をしたのでした。
新しい保育園にはいって、もうすぐ二週間になりますが、息子は楽しく通ってます。
一時保育でも週4~5日通っていたからか、新しい保育園の先生が
『4月からいるお友達と同じぐらいなじんでいます!』と驚かれていましたが、
親としてはホッとしています。
いろんな方にお世話になりながら、私も息子も成長でできるといいな。
そのためには、感謝の気持ちを忘れないようにしないといけないな、と気づかされた
息子の一時保育卒業でした。
赤ちゃんの成長するのは早いですねー
お写真をみてびっくり。
そして一時保育卒業おめでとうございます。
新しい保育園の環境も…親の心配をよそに子供のちからって本当にすごいですね。
そしておかあさん、、あまりがんばりすぎずにがんばって!
新しい保育園でもたくさん思い出ができるといいね。
そうなんですよ、もうたったか走りますし、
しゃべりも日々達者になっていって、おもしろいですね。
保育園との関わりもそうですが、親だと経験できることって、こういうことだったんですね。
先輩ママさんたちを本当に尊敬しますよ☆
子供を一緒に育ててもらえるって、本当にありがたいことだよね。子供が小さければ、小さいほどそのときどきで、それなりの苦労があり、
力を貸してもらえるのは、本当に泣けてくるほどうれしいことだよ。
新しい保育園には、さっそく好きな子ができたので、息子は大変楽しそうに通っています。
(笑)