ペルソナ３ 2月1日―3月5日 最終回

もうすぐ最後の影時間が終わる・・おそらく俺達の今までの記憶もすべて消えてしまうんだろう・・・思い出が消えるのは・・ちょっと悲しいな・・・。そしてアイギス・・お前、本当に人間になれたのかぁ 良かった・・

 

 

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季節は桜、卒業式の季節。順平は相変わらずだねぇ・・同じ寮に住んでるってのにアイギスや美鶴先輩のことも知らないなんてねぇ

みんなには秘密だけど、同じ寮のゆかりとはこっそり付き合ってるんだよね。今度母親にあって欲しいと・・・

春休みか～ ディステニーランド・・そいつもいいかも知れないな・・

俺がゆかりと付き合ってるのを知らないで頬を染めて接してくる結子・・悪いなぁ

みんな、未来へ向かって生きようとしてるんだなぁ・・良かったな、これで・・・

ポロニアンモールでの裏路地・・何も無くなっているか・・・

そして卒業式の日・・・朝から部屋をノックする音が。アイギス・・・お前・・・思い出しちまったのか・・

・・・アイギス・・・すまん。二人で学校の屋上へ向かう事に・・あそこ気に入ってるんだよな

そのころ・・学校講堂では卒業式が行われていた。壇上であいさつをする生徒会長、美鶴の姿を見て・・・！

仲間の記憶はついに蘇った・・そうか、思い出してしまったか・・・

 

みんなが、ここ屋上へとやってくるのが分かる・・アイギスにはどうやら分かってるようだな・・

アイギスの膝枕で暖かな日差しの中で、ふう・・・なんとかこの日まで持ちこたえられたのが恵みだったな。あの時・・・ニュクスの封印に命をすべて使い、俺はもう・・

ま、みんな元気で良かったよ。二度とニュクスが甦らないようにみんなが前向きだったら、値打ちがあったよ

足音が聞こえてくる・・・ふうぅ・・・さよならだ、みんな・・・