まずは寺院へと行ってみるか・・うーん・・なんか聞いたこともない神様のモニュメントみたいなのがたくさん乱立していて混乱する。うーん、どっか自分に合った神様がいるんだろうか・・？ そのうち、いかにもお布施を奨励するような神様の部屋を見つけた。ここだけはしっかりと神父がいて布教をしてるのだが・・僕は顔を知られていて、選挙で投票して欲しかったら２０００GPの寄付をよこせという。たまたま２０００くらいだったら手持ちがあったので寄付しようと思ったが、その方法が分からない・・
街中をふらふらしていたら・・あ・・ライバルの一人、ブラックベルトの家か。なんか散々馬鹿にされてる気がする（別の国の言葉なのでフィーリングだけど間違いなかろう）。見てろよこのやろ・・
となりの家には・・あ、貴族ギルドの代表者が。ただよう気品・・これが生まれながらの貴族か・・と、お近づきになろうと思ったらブラックベルトの婚約者なんだそうだ（そう言えばブラックベルトがそんなこと言ってたな）。なんとかこっちを振り向かせようと思ったが・・あんまりにもアツアツなんで諦めざるを得なかった・・あんな奴のどこが良いんだか・・・・
更にお隣には・・まあ、正確にはお隣は幽霊マンションだったので飛ばして更に隣だけど・・そこは魔法使いギルドの代表者がいた。あ・・こいつは・・そう、仮面の男ごと僕を殺した女魔法使いだ！ちょっと意地悪で詰め寄ったが・・そんなことで怯むほどおしとやかな女じゃなかった。更に、なんか妙に僕のことに詳しいんだけど・・？しかしまさか僕の親が実の両親では無かったなんて・・これはタイガーマスクが事実であると証明してくれたのでハッタリでは無い。うーん、魔法の力で知ったのか？
さらに詳しいことが知りたければ、シルバーリリィという宿屋のギャロットを尋ねろという。
このギャロットはかつて暗殺者で、組織から抜けたあと関係者からの報復を恐れて今でもビクビクしているという男なのだが・・魔法使いから会えと言われたと伝えると、かつて嵐の夜に宿屋にやってきた謎の女の話をしてくれた。すごい大金持ちで高貴な身分だったようだが、名前も伝えず嵐の間ずっと部屋で何事かつぶやいていたという・・今から思えば魔法の詠唱のようだったが、その中に「タワシェン」という名前が繰り返しでてきたという・・え・・まさか・・その女が僕の本当のお母さん！？
このあとまた魔術師に会って話を聞いたが、今はまだ詳しいことは言えないという。いずれ自らの手でその謎に向き合うことが来るだろう・・だと。まったくこれだから魔術師やって奴は・・・しかしどうやら魔法の剣に姿を変えている光の存在も同じ事を言ってるようなので、時期が車で待つしか無いか・・
しかしなんかやることが見えてこないな・・・こうなったら直接ギルドマスターが集まるホールへと突撃してどうやったら支持してくれるのか聞いてみるか！と思ったら、入り口で盗賊女登場。ギルドマスターのサラおばさんのところへ案内するという。それが欲しかった！早くしろよ！
どうやらサラおばさんは付近の不動産を管理する立場にあるようだ。なるほど、それで占有してたゴブリンの退治を依頼してきたわけか。ところで、とっくにゴブリンは退治したはずだがお礼も言われないんだけど？まさか殺し残しがいるのか・・・？そうなると相当面倒だぞ・・・と思っていたら、あ、ゴブリンのカシラの頭を見せたら良かったのか。お礼に２００GPをいただき・・安いなおい！！・・とりあえず支持を得られそうな手応え。更に、投票までの時間が足りないだろうから投票日を延期してやろうといってくれた。
投票日・・まさか時間切れって結末もあるってことか？
しかしお連れをふたりとも女にしたのは・・もしや失敗だったか？とにかくまあこいつらはおしゃべりが好きなのだ・・タイガーマスクは魔法使いにやたらと挑戦的に議論をふっかけるし、魔法使いはなんか家庭を持って安定する気は無いのか？とか、お前に関係ないだろ！？って事を聞いてきたり・・その気も無いのにそれっぽいこと言うんじゃないよ・・と思ったら・・？
あれ？タイガーマスクが魔術師に
「あんた、タワシェンに振り向いてもらおうと思って必死でしょ？いっつもチラチラ見てるもんね～♪」
「ば、バカっ！ そんなわけないでしょ！？ うひ～」
とか言い合いしてんの。これは・・・ゴクリ・・・言われてみれば挑発的な格好ですよ魔術師・・
つづく
