たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

報道に名を借りた暴力

2008年08月24日 | マスコミ関連
今朝の地元新聞、大分合同新聞スポーツ欄に星野ジャパンの敗戦について
G・G佐藤選手のエラーについて大きく扱った記事があった。

曰わく“G・G佐藤「申し訳ない」天仰ぐ”の15センチにもわたるヨコ大見出し。
その上、タテヨコ20センチ×11センチにもわたるエラー場面の写真まで掲載し
“3回、左翼手のG・G佐藤が落球、ピンチを招く”との説明文。
確かにそのプレーが敗因の一因になったかもしれないが、
ここまで個人を容赦なく責め立てる必要があるのだろうか?

新聞の記事は読者に大きな影響を与える。
それはエラーした選手に対して責め立てることを扇動しかねない。
こんな記事は将来の新しい選手に対しても悲壮感にも似た重荷すら負わせるだけだろう。
彼らが一生懸命プレーしたことは疑う余地はない。そのことを労うこともせず、
ミスを責め立てるだけのこんな記事からは何も生み出すものはない。
報道に名を借りたマスコミの驕りが表れたペンの暴力に他ならないと思う。

■引用:渡辺監督 五輪でミス連発G・Gに心のケア

●参考:関連日記です
 ◎ スポーツとは本来楽しむものであるはず 2008年08月17日

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