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たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

扇山火まつりの新聞記事について疑問

2006年04月05日 | マスコミ関連
大分合同新聞社 御中

たろすけの購読している地方新聞、大分合同新聞の4月4日付け朝刊で掲載されている
別府火まつりの扇山の野焼きの紹介記事について疑問に思うことがあります。

掲載されている写真は4~5回の多重露光で撮影されたもの、
もしくは時間をおいて撮影された画像の合成画像と思われます。しかしその説明文の
“幾重にも重なる幻想的な炎の帯が山肌を焦がし”というのは如何なものでしょうか? 

私も撮影しましたが、
どうみても“幾重にも重なる幻想的な炎の帯”と言える状況は肉眼では確認できませんでした。
あの新聞記事の写真の説明文は、現地で実際に見たものではなく、
記事を書いた人が多重露光(または合成画像)を見てのものであり、
真実を報道する新聞として偽りの説明文とは言えないでしょうか。

どうしてもあの写真を掲載し記事にするのであれば、多重露光であることの断り書きを入れ、
“幾重にも…”などと、見たこともない(見ることが不可能な)表現は避けるべきであると私は思います。
なぜならこの画像を見た人が後にホンモノを見たときガッカリすることでしょう。
ソレを掲載された写真のようにあたかも見たかのように記事にすることは、
報道にあっては信頼を損なうだけだと思います。

この件についてメールで新聞社の見解を問い合わせたのですが、
回答がありませんので公開日記とさせていただきました。

●参考:関連する日記です。よろしければどうぞ
  ◎脚色された記事は信頼を損なうだけ 2004年01月26日
  ◎脚色された記事は信頼を損なうだけ その2 2004年04月08日
  ◎別府火まつり・扇山野焼き撮影に行ってきました 2006年04月03日
  ◎別府 扇山火まつりの撮影に行って来ました 2015年04月15日
コメント (4)
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今日の大分合同新聞“特別紙面”に思う

2006年03月30日 | マスコミ関連
今朝配達された大分合同新聞を見て驚いたのは、たろすけだけではなかったと思う。

第一面から地元の老舗百貨店の全面広告だった。右上の“大分合同新聞”という見慣れたタイトルはあるものの、1・2ページ、そしていつもは番組欄が載る最終ページとその前ページの社会面、都合4ページがこの百貨店の全面広告だったからだ。ちょうど“新聞本体”がこの広告にサンドイッチされた状態で配達されてきたのだった。(写真右は表、左は裏 わかりやすいように広告ページを少しズラして撮影)

その1ページのタイトル下に“本日は特別紙面でお届けしております。通常紙面は2枚目からとなります”との断り書きがあった。この“特別紙面”、選挙速報や何かの大事件報道の時にたまにあるが、広告のための特別紙面とはビックリ。さぞや広告料がかかっただろうなぁ~。広告主の力を誇示するという意味ではインパクトがあり、それなりの効果ががあったに違いないだろう。

新聞社にとって広告料金の収入は経営上大切なことには違いないだろうが、公正中立の報道を使命とするメディアの一端を担うはずの新聞社が、こうまで節操なく広告を前面に掲げての“なりふり構わず”と言わんばかりの姿勢には“大丈夫かいな?”…と感じてしまったのはたろすけの思い過ごしだろうか?

新聞は、あくまで新聞記事が“主”、広告は“付録”であるべきであり、その扱いもしかるべき扱いが当然ではないだろうか。このような広告掲載の仕方はその新聞の存在価値を広告以下として扱うのと同様であり、自らの価値を広告以下に貶める行為に思えてならないのだが…。こんなことを感じ、こうして日記にしたためる…。もはや時代にそぐわない考え方なのだろうなぁ・・
コメント (1)
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“岩国 移転反対9割”の報道姿勢に疑問

2006年03月13日 | マスコミ関連
“岩国 移転反対9割”…米軍再編に伴い、米海軍厚木基地の空母艦載機を、
岩国基地への受け入れの是非を問う住民投票の結果を報じる地元新聞の見出しである。

しかしその数字は有権者の59パーセントに満たない投票数の中での反対票の割合である。
加えて“賛成派”は住民投票を無効にするために投票しないように(賛成派に)
呼びかけていた経緯がある。

賛成派の住民の多くが投票に応じない中での住民投票の結果、59パーセントに
満たない投票率の中での反対票の割合であり、結果的に反対者の割合が
実際以上に水増しされた数字として現れたものであることは間違いないだろう。

しかしマスコミの報道は投票数の中での反対票の割合をさらにことさらに強調し、
ましてや投票率を一切報じないマスコミもあるなど(一行掲示板 5076)、
その報道姿勢に甚だ疑問を抱かざるを得ない。

たろすけ自身はその結果について是非を云々するつもりはないが、
本来、公正中立であり“事実を”報じるはずの報道機関のこのような数字の扱い方を見ていると
一種巧みな世論操作に思え、報道された内容を単純に鵜呑みにできない…と、つくづく思う…。
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“命”を掛けて?…の報道に思う 笑

2005年12月30日 | マスコミ関連
さきほどまで朝日系のワイドニュースを見ていた。

画面に登場した耐震強度偽装によって建てられたマンション、
その強度は基準値の3分の1。その15分の1の模型を製作し
阪神大震災の揺れを加えての再現実験の模様が伝えられていた。
適性に作られた模型と同一条件で揺らし比較検証実験。
偽装されて建てられた建物は“見事”に倒壊、
その危険性が画面を通じて迫ってきた。
その熱心な取材姿勢には頭が下がる思いだ。

… が、そのマンションの住民宅に
中継スタッフを派遣してまでの放送に疑問を抱いた。
もし今、地震が襲いマンションが倒壊し撮影スタッフが死傷したら
その責任はだれにあるのだろうか? 
まさか朝日テレビさん、“マンションを作った会社”などとは言わないでしょうね。

台風接近の時にその威力を伝えるべく、何が飛んでくるかわからない暴風雨の中に
危険を顧みずわざわざ女子アナを立たせてレポートさせることが好きな朝日放送さん。
今回もいつ倒れるか(いつ地震が襲うか)判らない危険な建物にスタッフを派遣して… 
まさに見上げた“報道魂”です。

ましてやこのマンションからの中継の最中に大地震が襲えば
さぞや“迫力ある”映像が撮れることだろう。まさに“一石二鳥”。
しかし、取材対象の住民が逃げ遅れたり取材クルーが死傷した場合、
その責任はそうした企画をたて
派遣した上層部の責任であることをお忘れではないでしょうね。

ちなみに“労災”は出すべきではなく、
局側が“自己責任”で保障すべきだと思います。
もっとも…“予想もしなかったことで”…と、
エラい人が神妙にアタマを下げれば済むとお思いなのでしょうが…。

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身内に甘いマスコミは信頼を損なうだけ

2005年10月04日 | マスコミ関連
フジテレビの女子アナが未成年メンバーと起こした飲酒事件で
「無期限出演停止」処分になっていたが、
それは建前だけのモノであることが判明した。

ヤフーニュースによると、わずか2ヶ月半で復帰するという。
しかもその番組は新人の“教育係”的存在で進行役を務めることになるそうだ。
どう考えても“無期限”と“2ヶ月半”は同じではないと思うのだが…。
フジテレビのお偉いさんはよほど算数が弱いのだろうか。

視聴者を甘く見た…というよりバカにしたこんな“処分”は
NHKの公金横領疑惑を起こしたディレクターやその関係者、
さらに責任の所在を明らかにしないままの退陣した元会長への
不可解な甘い処遇に端を発した受信料不払い運動という
NHKの不信感の広がりに繋がったと同様にならないだろうか。

一方、NHKの番組改編疑惑を報道した朝日新聞…
“取材に不十分な点があったが訂正記事は出さない”…と開き直っている。
『取材に不十分な点があるのなら報道するべきでない』…という
安部幹事長代理の言い分の方が誰が見てもスジが通っているというのにである。

自分の非を正当化するためにアレやコレやと画策するマスコミの姿勢は
見苦しいにつきる。反社会的な事件を起こした身内に甘いマスコミは、
その報道姿勢において、社会正義を追求する資格はないし、
その記事がいくら正義感あふれる名文であろうとも
信頼性の面で著しく説得力を欠くものとなるだろう。

●関連日記:よろしければどうぞ…
  ◎脚色された記事は信頼を損なうだけ 2004年01月26日
  ◎脚色された記事は信頼を損なうだけ その2 2004 04/08 20:42
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