たろ,はな&もみじの散歩道

たろはなもみじの愛犬日記。プリザーブドフラワー!旅グルメ、オータカラヅカ!アロマ!我が街湯島界隈!

宝塚雪組 「ソルフェリーノの夜明け」・「Carnevale 睡夢」

2010年02月21日 | 観劇日記、宝塚、ミュージカル、芝居
 


 


 赤十字思想誕生150周年・雪組公演「ソルフェリーノの夜明け」
―アンリー・デュナンの生涯―」(植田紳爾作、演出)とショー・グランデ
「Carnevale睡夢ー水面に浮かぶ風景ー」(稲葉太地作、演出)を観劇に
宝塚大劇場に行ってきました

1泊2日で4公演観劇してまいりました

今公演で退団する彩吹真央さんのサヨナラ公演でもあり、同じく退団する
副組長の未来優希さん、そして次公演での退団発表をした水夏希さんと
寂しいニュースが続いての公演はどうなるのだろうと。。。

案の定,
まるで3人のサヨナラ公演の様な盛り上がりの公演でございました

お話はベタなお涙頂戴ではあるのですが、妙にツボにはまるというか、
涙もろい方は要注意
タオルが必要です

まず度肝を抜かれたのが、まるでこれはベルばらかしら
思わせる様な眩い美しいプロローグ
こんなプロローグが観たかったんですよ
ばらの少女がゆりの少女に
そうなんです頭のばらの花がゆりに変わっております

これってソルフェリーノだよねと首を傾げてしまいましたが、これぞ宝塚!!
こういうのはさすが植田先生です。。。
最高に素敵なプロローグで、胸トキメキました

特にご贔屓の大凪真生ちゃんが、痩せて一段と美しくなっており、
174cmの長身に白燕尾がとても似合っていて、超素敵です






水さんが演じるアンリー・デュナンは、赤十字の創設者で、第1回ノーベル
平和賞も受賞された実在の人物です。情熱と人間愛にあふれた彼を通して
平和の尊さを描く作品は、水さんにピッタリの役どころでもありました。

自分の命を顧みない水さんは、勇気あるデュナンにピッタリはまってました。
命の大切さを熱く力強く語り、身を投げうって負傷者を手当てする姿は
男の中の男

兎に角カッコ良いのです

しかも二晩寝ずに働いていたという無精ひげが、いつの間にか生えていて更に
男らしい姿に目がハートでした

プロローグ以外は最後まで汚れまくりの舞台衣装です





アンリエット役の娘役トップの愛原実花ちゃん。
彼女もすごく成長しましたね!






 そして、デュナンとともに、敵味方の別け隔てなく傷病者の手当をする医師
エクトールを演じるのが彩吹さん。いつも思うのですが彩吹さんはなんて
白衣と眼鏡が似合うのでしょうか

ステキで誠実な役柄を彼女らしく熱演されています

そして銀橋で歌う曲が「雪のように 花のように」。
雪組と花組で活躍してきた彼女のために書かれたのが明らかで、涙をすする
音があちこちから聞こえ思わず涙してしまいました

何しろ歌では実力派の方でしたら彼女の歌が聞けなくなるのは残念で
なりません。





彩吹さんのサヨナラということもあり、そのせいか今回の音月桂さんは
少し控えめです
でも次期トップ、彼女はやはり華がありますね



桂さんと未来さんだけが、綺麗な軍服を着ております
その上司ファンティは、この公演で退団する未来優希(みらい・ゆうき)さん。
ダイナミックな歌唱を今回も堂々と歌い上げて聴かせてくれます


 
命の尊さに敵も味方もないと、終始一貫して訴え続けるデュナン。
その勇気と信念が今日の赤十字を築いたのですね。






主題歌の「ソルフェリーノの夜明け」はとても覚えやすくて良い歌なので
時々思い出しては口づさんでしまいそう






 

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