たろ,はな&もみじの散歩道

たろはなもみじの愛犬日記。プリザーブドフラワー!旅グルメ、オータカラヅカ!アロマ!我が街湯島界隈!

宝塚月組 「暁のローマ」

2006年07月31日 | 観劇日記、宝塚、ミュージカル、芝居
今年に入り大作続きの宝塚でしたが、ようやく宝塚らしい舞台に出会えて
とても新鮮な気持ちになった私です
今回は友の会のお席5列センターのSS席が当たりとてもラッキーだった

専科・轟悠の特別出演の月組「暁のローマ」とショー「レ・ビジュー・ブリアン」
は、芝居もショーも夏休みにふさわしくとても楽しく仕上がっている
瀬名じゅんはいっそうトップらしく、また一段と綺麗にになったような気がする
大空悠飛、霧矢大夢、北翔海利の芸達者の活躍も目立ち、何より、轟悠様が
舞台を引き締め、彼女の魅力も存分発揮されている舞台だった

「暁のローマ」は、「ブルータス、お前もか!」のセリフが有名な
シェークスピア原作の「ジュリアス・シーザー」をもとに、ロック音楽
と現代感覚のファッション(デザインは有村淳)で見せる作品。

冒頭の緞帳前で、霧矢大夢と北翔海莉が“道化役”となり、時代背景を大阪弁の掛け合いで説明して物語が始まる。演出の木村は「シェークスピアということで構える観客がいるかもしれない。かた苦しくならずに観ていただくための仕掛け」だという。

ローマの絶対的な指導者となった将軍カエサル(=シーザー、轟)だったが、
独裁を懸念する政治家たちは、共和制を理想とするブルータス(瀬奈じゅん)をリーダーに立ててカエサルを暗殺する。しかし、副将アントニウス(霧矢)がカエサルの遺言状を読み上げる巧みな演説で、ローマ市民たちの心情は一転。追われる身になったブルータスは戦いに敗れ、自害する。

今回はカエサルとブルータスという2人の人物のぶつかり合いの中から
テーマをあぶりだすという手法を初めてとったとしている。

「レ・ビジユー・ブリアン」は宝石の持つきらめきをイメージした、懐かしい
香りのするレビュー。
轟と瀬奈がそっくりの宝石泥棒姿で共演する「ビッグダイヤモンド」のシーンは、スターの魅力で見せるレビューならではの醍醐味を感じさせる。また、
「情炎のタンゴ」では轟が圧倒的な歌唱力で場を引き締める。


「暁のローマ」
「暁のローマ1」「暁のローマ2」「暁のローマ3」「暁のローマ4」「暁のローマ5」


No.2(2枚目の写真)
「どうもどうも」。霧矢大夢と北翔海莉による“漫才”よろしい口ぶりで観客を、古代ローマの歴史物語へと誘う。円形劇場。ローマ市民が歌う。「カエサルは偉い」。そこにカエサル(轟悠)が現れる。カエサルの副将アントニウス(霧矢大夢)が、王冠を差し出すが、カエサルは「こんなものを私がほしがると思うか」とはじき飛ばす。男はみんんな王になりたいはずなのに、カエサルはいらないというのだ。ローマを治める。しかし、自分は王ではないというカエサル。しかし、その政治姿勢を懐疑の目で見つめる一団もいた。

No.3
「男はみんな王になりたいものなのに」。カエサル(轟悠)を敬愛しながらも彼が王を望まないという姿勢をにわかに信じられないのはブルータス(瀬奈じゅん)。共和制を維持したいのにカエサルが王制を敷くのではないかと懸念している。

No.4
「見たか。カエサルはいまにも王冠に手をのばしそうだったじゃないか」。シニカルな目でブルータス(瀬奈じゅん)に語りかけるのはカシウス(大空祐飛)。カエサルは危険だ。ローマを自分のものにしようとしている。反カエサル派がブルータスにささやきを続ける。カシウスらが去った後、ブルータスの妻ポルキア(彩乃かなみ)が現れる。ポルキアの父はカエサルに抵抗し自害した人物だ。

No.5
カエサル(轟悠)と会見したブルータス(瀬奈じゅん)。「あなたはローマを治めるのか」と問うブルータスにカエサルは「すでに治めているが私は王ではない。カエサルはカエサルだ。そのうえでローマを治める」と答える。共和制維持派のブルータス。「王制を倒して築き上げた共和制の行方はどうなるのだ」と問いつめるとカエサルはこともなげにいう。「多数決でいい国は作れない」。王ではないが治めるというカエサルの言葉が理解できないブルータスはまたカエサルへの敬愛の念との狭間で苦悩する。自分が愛しているのはカエサルか? ローマか?



「暁のローマ1」
「暁のローマ1」「暁のローマ2」「暁のローマ3」「暁のローマ」「暁のローマ5」






No.1
カシウス(大空祐飛)邸には、暗殺者たちが集まっていた。カエサルを亡き者にして…という野心。その野心の実行にはブルータス(瀬奈じゅん)が必要だとカシウスは考えていた。ブルータスはカシウスたちのカエサル暗殺計画に加わることを決める。「すべてはローマのためだ」というブルータスにカシウスはつぶやく。「野心がないのも、また野心…か」

No.2
そして3月15日の元老院会議の日。計画は実行された。暗殺者たちが小刀でカエサル(轟悠)をめった刺しにする。とどめの一撃はブルータス(瀬奈じゅん)。「ブルータス、おまえもなのか…。ならば、よい」。カエサルはほほえみを残して果てる。

No.3
翌3月16日。市民会議の席上でブルータス(瀬奈じゅん)は、カエサル暗殺の真意を伝える。「ローマはみんなのものだ。だれかの支配の下にあるべきではない。人が人を統治できるものだろうか」。ブルータスの心からの言葉は市民の心をつかむ。ブルータスはカエサルの副将アントニウス(霧矢大夢)に、カエサルへの弔辞を読ませる。アントニウスはブルータスを持ち上げる。しかし、すぐに市民に問いかける。カエサルは本当に野心家だったのか? ここにカエサルの遺言がある。「すべての市民に財産を贈るとある」。市民の態度が変わり始める。カエサルは財産をくれる。カエサルはローマの父だ。市民はカエサルの子供だ。父を殺したのは…ブルータスだ!!

No.4
帰宅したブルータス(瀬奈じゅん)は、ポルキア(彩乃かなみ)と愛について議論する。「あなたが何を愛するかであなたが何者かが分かる」とポルキアに言われたブルータスは「私はあなたとローマ、そしてまたカエサルをも敬愛している」。しかし、ポルキアはその言葉を否定する。「もしもカエサルを愛しているのなら、たとえ相手に嫌われても相手に意見を伝えられるはずです。あなたはただ、カエサルを怖がっているだけです」

No.5
血染めのカエサルのトーガを市民に示し、まんまと心をつかむことに成功したアントニウス(霧矢大夢)は、兵を率いてブルータス(瀬奈じゅん)に迫る。もはやこれまで。ブルータスはカエサルのいまわの際の笑顔を思い出す。私は大勢の人に愛されたということなのか。ならばそれは生きる意味があったということか。ブルータスは部下にもたせた刀に身を投げ自害する。攻め込んできたアントニウスに部下はいう。「ブルータスさまはご自分を手に入れられました」。アントニウスも嘆息する。「自分のためではなくローマを思ったのはブルータスだけだった」。無私。人間とはなんなのだろう。

No.6
幕が下りて冒頭と同様霧矢大夢と北翔海莉が出てきて漫才調でこの後の歴史を解説する。カエサルが英雄だったのかブルータスこそは民主主義の先駆けだったのか。その結論は出ていないのだと霧矢。ただ英雄の死は寂しいと北翔。それでは、と霧矢のカウントとともに幕が開き、カエサル(轟悠)、ブルータス(瀬奈じゅん)ら全員が登場してのフィナーレ。「愛している」。愛するとは何か。人間とは何か。歴史はなにも結論を出していない。


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1週間前の蓮の花。。。不忍池

2006年07月28日 | 旅、季節、。。。

蓮の花もいよいよ本格的に蕾をつけ始めています
夕方でも、たま~に開いているお花もありますが、できれば
朝が良いですよ
朝露に濡れた蓮の葉もとても綺麗です
今年は葉がいつも以上に長く延びていて、お花が葉っぱの下に
隠れている光景も良く見ます






















帝国ホテルの「オールドファッション・パンケーキ」

2006年07月26日 | 湯島界隈・グルメリポート、お取り寄せ
月に一度は必ず通ってしまいます

銀座、日比谷にお出かけしたら、ティータイムは、帝国ホテル1F
「ユリーカ」の「オールドファッションパンケーキ」はいかがでしょうか
「1ドル銀貨のパンケーキ」も有名ですが、やはりお勧めはこの
「オールドファッション・パンケーキ」につきますね

大き目のパンケーキが3枚、サワークリーム、メイプルシロップ、
ハニーシロップと、たっぷりかけて頂きます


画像にマウスを乗せてみて下さいね




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宙組千秋楽・「NEVER SAY GOODBYE」 サヨナラショー

2006年07月05日 | 観劇日記、宝塚、ミュージカル、芝居
2006年7月2日(日曜日)

今回は絶対無理と諦めていた、「NEVER SAY GOODBYE」の
千秋楽のチケットが、な、なんと前々日夜に電話があり、知人のH様から、
お譲り頂ける事になったのです( T-T)ウルウル

今回のサヨナラ公演は特に人気が高く、見れ無い人の為に全国3ヶ所のホールで、
ライブ中継され、それを観る人のチケットもすぐに完売だったらしい

劇場に入れなかった人達はまだ午後1時だというのに、終演後のパレードを
一目見ようと、場所取りをしている
本当に宝塚のファンというものは有難いものだと、つくづく感じます



2階の#列のセンターのお席はとても観易い、というか今回は観れるだけでも
感謝感激だ
恒例のごとく、座席にはファンクラブが用意した、ペンライトが置かれている。
それも今回はハート型のかなり大きいペンライトで「ONE HEART」と
書かれている
「ONE HEART」は「NEVER SAY GOODBYE」の中のひと幕の題名だ。
どの場面で点けて。。と説明が書かれている

いよいよ千秋楽、「NEVER SAY GOODBYE」の開演です

客席の拍手も一段と大きく、舞台にも一段と力が入る
客席と舞台がいつの間にか一体になっていく

6年間もの間トップコンビを組むと言うのは宝塚の最近の歴史の中では
本当に長い!
しかも花總まりに至っては12年間、娘役トップを努め、和央さんを入れて
4人のトップスターの相手役を努めてきている
ファンはトップになる前からの人も多いので、10年以上に渡るファンも
多いはずだ

舞台の要所要所で、美しい音楽の旋律が舞台を盛り上げ、まだ
第一幕だというのに、あちこちからすすり泣きの声が聞こえてくる
ファンにとっては、長年の色々な事が宝塚と共に合った人も多いはず
各自の思い出が走馬灯の様に頭の中を駆け抜けていっているに違いないと思う

舞台は第二幕に進み大詰めの場面を迎え、ドラマチックに描かれた
最後の場面(前記事ご参考)で緞帳が下り始めると、
ブラボーのスタンディングオベイションとなり、惜しみない
拍手をおくったのだ

そしていよいよサヨナラショーが始まる。和央さんと同期の組長の美郷さんも
声をつまらせている
「和央ようかサヨナラショー」のアナウンスに私は耳を疑った
「和央ようか・花總まりサヨナラショー」ではないのだ
花總まりは12年間トップ娘役を務めた近年稀な大女優だと思っている
私にとって、それはとてもがっかりした出来事だったが、
男役あっての宝塚。。。確かに娘役のサヨナラショーと名の付くものはなかった。
やはりこれも伝統か。。。

そうそうここでペンライトだと思い出し慌ててオンにし、トップお披露目の
「ミレニアムチャレンジャー」で幕があいた







確かこれは私が結婚した2000年の舞台でとても懐かしい
そして、ファントムから花總が「You Are Music」。
「Home」を独唱する場面は、私も胸がつまり、このように宝塚スター
になるべくして,美しさ、演技、歌、ダンス、の才能を天から授かった
花總まりと言う人を永遠に忘れることが無いだろうと思った
本当に夢と愛をありがとうと伝えたい気持ちで一杯だ

出演者全員が舞台に現れて「愛の星」(同)で締めくくり。
盛んにペンライトが振られる客席に向かって和央が大きく両手を広げた
ところで幕が下りて約35分のサヨナラショーは終わった。











続いて退団者本人によるあいさつ。花總が、タカラジェンヌの正装である
緑のはかま姿で大階段を下りてきて、「最本当にありがとうございました。
もう、この言葉しか見つからないのです」と観客、関係者らへの感謝を述べると、

客席のあちこちからすすり泣く声が聞こえ始めた

はなちゃん自身もまだまだできる人なので、愛した宝塚の舞台から去ることは
まだ心残りが無いわけがないと思う。

「退団を発表した後、時は確実に過ぎていくものだということを実感しました」
と切り出した花總は「入団して15年。
私なりに一生懸命に歩んできましたが、それもきょうが最後かと思うと
不思議な気がします。いっしょに舞台を作ってきたみんなと、
もうお別れなのかと思うと寂しいです。今までほんとうにありがとうございます」

と心情を明かし、ファンやすべてのスタッフへの感謝の言葉を次々に述べた。

さらに「最後に和央さんのファンのみなさま、本当にありがとうございました。
もう、この言葉しか見つからないのです」と相手役である和央のファンへも
感謝を述べた。この瞬間客席のあちこちからすすり泣く声が聞こえ始めた。

二人の舞台は本公演以外にも、常に一緒のことが多かった為、一部の和央ファン
からはなちゃんが叩かれる事が多かったと聞く。はなちゃんファンの私に
とっては、和央さんがここまで来れたのは、半分は実力派はなちゃんのお陰よと
言いたい気持ちだ。

そんなことを察して和央さんのファンにありがとうと言った時は、複雑な
涙を流した和央ファンも多かったに違いない。どちらにしても宝塚は
男役あっての世界だから、こういうことは日常茶飯事にネットに
書き込みなどをしてのたまう人がいるのは悲しくなる。


最後は大きな声で「すべての方に心からの感謝の気持ちを込めて本当に
ありがとうございました」と述べると、客席から長く大きな拍手が
わき起こった

<以下ENAKより>

そして同5時49分。出演者全員が「たかこさーん」と愛称で呼びかけると
和央が大階段から下りてきた。大劇場のとき同様、黒エンビ姿だ。
会場のすすり泣きの声はいよいよ大きくなった。

組からのお花渡しは4班に分かれた全員から。そして同期の代表として
美郷が花を渡した。

「とうとう、最後のごあいさつのときがきてしまいました」と切り出した和央。

「宝塚大劇場の初日からきょうまで、みなさんと手をつないでゴールすることを
目標に生きてきました。毎日必死でしたが幸せでした」と、まずはファンに
感謝の言葉を述べた。

そして「88人の仲間たち。もうこのメンバーで公演することは、2度と
ありません。みんな毎日笑顔をくれました」と言うや、背後に控える
出演者のほうに向いて「本当にありがとう」と仲間への感謝の言葉。

次に「花總まり。彼女が私の相手役で幸せでした。ありがとう」と、相手役の
花總を見つめ、再び客席に視線を戻すと「タカラヅカの和央ようかに別れを
告げます。みなさんの心の中にいつまでも生き続けられますよう。
本当にありがとうございました」と決別の言葉を告げて深々とお辞儀をした。

組長の美郷は、締めくくるためにマイクの前に立ち「このかけがえのない
仲間たちと作ってきた大切な時間を、私たちは忘れません」と述べたところで、
言葉を詰まらせ、和央に向かって深々と一礼。和央もまた腰を折った。

「すみれの花咲く頃」の合唱が終わって同5時57分、幕は下りたが、
この後20分近くもカーテンコールが繰り返された。花總とふたりで銀橋を
渡りながら「このコンビを忘れないでね」。
あるいは「こんなに長く宝塚にいるとは思いませんでした。19年間
みなさまのおかげで続けさせていただきました」と、繰り返し感謝の言葉を述べた。
花總が「たかこさん、最高」と叫べば和央が「NEVER SAY GOODBYE」とこたえる場面も。

10回ものカーテンコールは初めてだった
こうして、また大型コンビのスターが宝塚から去っていった
お2人の今後の幸せと活躍を祈りたいと思う













劇場の外には既に何千人もの、ファンの人達が整然と並び、2人の
サヨナラパレードを待っている








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平安神宮の庭園

2006年07月05日 | 旅、季節、。。。
大阪に行った時に、空いた時間に菖蒲で有名な平安神宮の庭園を
見に行きました

し、しかし、間抜けな事に丁度シーズンが終わった所だと入ってから聞き、
いや、少しはあるかも知れないと、少し肩を落としながら見る事に; ̄ロ ̄)!!

なんと、菖蒲よりもかるがも親子を見つけ、可愛い~
追っかけてしまった








蓮の池もあったが、夕方で写真の通り、固く蕾を閉じてしまっていました
でもさすが、平安神宮の蓮は品が良いです
いつも不忍池のゴージャスな蓮を見ているわたしにとって、とても新鮮








あらあら~(o ̄∇ ̄)o!!ガーン
見事によれよれになった菖蒲群がありました
きっと綺麗だったのでしょうね



よれよれでした~




でもお庭は本当に静かで美しかったです
初夏の京都は観光客も少なく、ゆっくり見れるのは嬉しい事です











見つけました
私のために待っていてくれたかのように、美しく上品なピンクの蓮の花が
必死で開いておりました








固く小さな白い蕾もとっても可憐だわ




でもまた出くわしたかるがもちゃんがとっても可愛くてまたまた
追いかける私でした





唯一、あやめ科の花が咲いていたのです