かたづけ日記

部屋、片付きません。
こころの整理を重点的にやってきます。

食わず嫌い

2006-02-11 01:01:59 | Weblog
職業に貴賎はない。

そのとおりだと思う。

どんな仕事にも、労働の対価として報酬を得られるのであれば、

それはひとつひとつ意味があり、存在価値がある、と思ってる。

まぁ、社会通念の外側にある職業については、

その存在意義について多少の疑問を持ったりもするけど。




ただ、ひとつだけ、どうしてこの職業が成り立つのか、

その職業に対して、どういう種類の誇りをもてるのか、

どう考えてもわからない、

歩み寄ろうとすらしたくない職業がある。





芸能レポーター




嫌いなんです。




有名人のアラを探し、

スキャンダルをすっぱ抜き、

社会的な事件が起これば被害者の傷に土足で踏み込み、

社会の風潮に乗って、煽り、

ある日突然手のひらを返したようにこき落とし。




この上なく下世話で、井戸端的なこの職業(なのか?)につく人が

口にするのは

「マスコミ人として。」
「視聴者の皆さんが知りたがっていますから。」
「言論の自由だ。」



いつも、テレビを見ている私が馬鹿にされている気になる。



ある新聞社の広告。
「言葉は
  感情的で
   残酷で
    時に無力だ。
     それでも私たちは信じている
      言葉のチカラを。」


彼らはそれを自覚しているんだろうか。

もちろん同時に私も。



彼らの言い分はもちろんいろいろあるだろうと思う。
できることなら、インタビューさせてもらいたい。
とりあえず、今はそれもできないので、
唯一の「食わず嫌い」として、
良き反面教師として、
できることならなるべく顔をあわさないよう、
生活しよう。