うたげ

「ママ」のおうちで「うたげ」があった。

この上なく美味しい料理。

尽きることのないお酒。

見慣れた顔。




「うたげ」

今まで何回の「うたげ」を経験しただろう。



大学のサークル仲間と（みんなアラクレだった）。

会社の同僚、先輩、上司と。

親戚一同と。

両親の友人達と。

教会の家族と。

恋人と。




何回やっても飽きることがない。



お酒が飲める人はお酒を片手に。

飲めない人はお茶を持って。

料理が作れる人は美味しい料理を。

作れない人は美味しい笑顔を。




ひとが集まるところでは、

必ず繰り広げられていたであろう「伝統行事」




「うたげ」




そして今日もおそらく、どこかで、誰かと一緒に。


「かんぱ～い！！」