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Más vale prevenir que lamentar.

五ヶ所の海岸線からSTSTS初体験    馬山・五ヶ所浅間山・切原浅間山・大広山・京路山・八称宣山

2023年01月27日 | 三重の百山に登ってみます。

伊勢市駅からバスで

南伊勢の五ヶ所バスセンターヘ。

目の前は海。

STSTSは海抜ゼロからスタートします。

8:30出立。まずは馬山。

南伊勢町役場から登山道に入り

オレンジの看板を頼りに南西尾根を20分ほど

最後は急勾配を頑張って山頂です。

思っていたとおり街並みが近くに見え

五ヶ所湾の風景とも相まっていい眺め。

北西方向の尾根を下山→

西へ向かい五ヶ所川の左岸へ。

五ヶ所城址を見学して

長い階段を降りると「愛洲の館」。

五ヶ所川を渡って今度は右岸を遡り次の登山口へ。

県道12号から

「五ヶ所浅間山」を目指して分け入っていくと

綺麗な石垣が幾重にも現れます。

「せんげんさん」に木札が見えたら左折。

登山道を10分程登ると

階段の上に鳥居が現れます。

ここも志摩地方にいくつもある

浅間神社の一つで

多くは夏至の頃に

浅間祭りが行われていたそうです。

反対側の北方向に

赤い印と踏み跡があったので下山するも

果樹園が見えてきたと思ったら防獣ネット。

越えられそうにないのでネットに沿って右へ。

竹林を通り抜けると脱出でき

県道12号に出ました。

次の山に向けて切原集落の中に入り

停留所の先を右折して五ヶ所川を渡り

墓場の横を通り抜け踏み跡を分け入ると

突然巾4mほどもあろう

直線の参道が現れました。

こちらは切原浅間神社への道です。

高度を上げていくと今度は階段が現れ

またまたビックリ!!

270段余をヒイコラ登ると

こちらにも神社。

立派な社務所に鳥居。

紫色のカーテンに彩られた祠も鎮座。

荷物運搬用のモノレールも設置されていて

今でも地域信仰の拠り所となっているようです。

北側の山々の眺望が良好です。

11:00に予定でしたが25分早く到着。

 西側から登ってきましたが下山は東方向へ。

整備された階段を降りると

登山道がその先へと続いていて

大広山への案内版に沿って進みます。

一旦標高160mのコルまで下りて急登。

と言っても300m弱の大広山なので

15分で到着です。

山頂からは南側の景色がよく見え

熊野灘が輝いてました。

次のピークへ。

60m降りて大きな貯水槽を見てから

稜線を徐々に高度を上げて行きます。

京路山までは約40分。

最後に岩場をよじ登ると

(西側をトラバースして回り込むこともできます)

山頂。

英虞や五ヶ所のリアス式海岸が一望出来ます。

それにこれまで駆けてきた稜線や山々も。

稜線の上に巨岩が突き出ていて

絵になる眺めです。

セルフでパチリ。

ここからは左へ。

西方向に転じます。

剣峠まで半時間

稜線を下っていきますが

境界杭が自然石に

囲まれるように設置されていて独特。

峠の手前には大きな剣石が

尾根に突き刺さっています。

これが名前の由来ですね。

10mはあろうかという切通しをくだって

県道12号を横切って登り返すと

アンテナ塔が2つ。

そして頭の白い杭が5つゴロリン。

何かの境界杭の設置中なのでしょうか。

一旦コルに下りると

正面に本日の最高峰が見えてきます。

標高差70mを10分で登り八祢宜山頂。

といっても426mですが。。(笑)。

少し東側にある展望岩からの

眺めが素晴らしいので是非。

剣峠の南側に降りると

ここには佐々木小次郎の伝説があり

あまりの絶景に刀を忘れたという

逸話が残っているそうです。

予定より50分早く到着。

1時間前のバスに間に合いそうなので

駆けて駆けて県道を降りて

スタート地点に戻り

なんとか14:38のバスに乗車。

伊勢市駅へと

帰路に着きました。。

 

あるお方の登山日記で教わった

Sea to summit to the sea.

略してSTSTSを実践。

海岸から出発して山頂へ。

そして海岸がゴール。意識しての体験は初ーーでした。

海を目の前にしてのゴール。なかなかの充実感です。

 


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