鈴鹿10座チャレンジ ～君ヶ畑→天狗堂→政所→日本コバ〜

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前日の余呉湖一周の後

彦根松原でテント泊デビュー。

翌朝、彦根駅のコインロッカーに荷物を預け

6:55近江鉄道で八日市へ。

バスに乗り換え終点の永源寺車庫に8:25着。

さらに8:39のコミュニティバスで君ヶ畑へ。

山間部の林道を抜け

御池川の谷沿いの集落が見えてきました。

 

思っていた以上に沢山の家並み。

立派なお寺や集会所もあり

チラホラと住民の方の姿や話し声も聞えます。

9:23終点でバス(ワンボックスカー)を降り

地図を確認して

鳥居をくぐり参道を登っていくと

登山口です。

いきなりの急斜面。

帰りのバスは11:30なので

2時間ちょいしかありません。

ペースが落ちないよう必死で登りました。

20分ほどで稜線に出ると

日差しがタップリ。

 

さらに20分かけて徐々に高度を上げていくと

巨岩の群れが現れます。

ロープを伝いながらよじ登ると

天狗堂頂上です。

眺望があまり良くないので

展望岩の標識に誘われ行ってみました。

御池岳が正面にドーン。

素晴らしい眺めです。

時間を見ると余裕があったので

山頂から一緒になった方としばし山談議。

お互い鈴鹿10座挑戦中ということで意気投合。

下りは御池林道へ。

こちらも結構急斜面ですが

用心しながら歩を進めると

植林帯ではシャクナゲの群落に遭遇！！

若芽が輝いていてとても綺麗。

もう1.2週で花の季節となるのでしょうか。

しばし駆け下り

岩尾谷登山口となっている御池林道に合流。

御池川のせせらぎを聞きながら

舗装道を3キロほど下りていくと

君ヶ畑へ戻れます。

予定より30分早く帰着。

のんびり歴史ある集落を散策しました。

11:30のコミュニティバスに乗り政所へ。

 

今度は次のバス(最終便です笑)

まで時間に余裕があるので

山歩きを楽しみます。

政所高橋停留所で下車

橋を渡り御池川西岸の集落を歩いていくと

見えてきましたデカい看板。

登山口から少し入ると

お茶の原木とあります。

幹周りは30センチ超。

こんなお茶の木、初めてみました。

40分かけて400ｍを登ると

標高720ｍの稜線に出ます。

右手にピークが見えますが

そこには登らず南斜面をトラバース。

緩斜面を徐々に高度を上げていくと

20分ほどで衣掛山の頂上です。

眺望はあまり良くありませんが

山頂表示が立派で来た甲斐を感じました(笑)

やはり嬉しいですよね〜

ここから藤川谷登山道との

分岐までの稜線からは

木々の間から鈴鹿や湖東の山々が

チラホラ楽しめます。

分岐では年配のカップルが休憩。

向こう側の登山道からは

若者二人連れがやってきて賑やかに。

 

挨拶しながら右折。

ひと尾根越えると藤谷川の源流域に出ます。

何度か足場の悪い場所を渡河するので

注意が必要です。

冷っこい流れで喉を潤し

せせらぎや新緑を楽しみながら進むと

左手にピークを見ながら右折。

 

谷川に別れを告げ急勾配を登っていきます。

なかなか山頂は見えてきませんが

高度差130ｍを約15分

ゼエゼエいいながら頑張ると到着です。

ここもあまり眺望は良くありませんが

立派な看板に癒やされます。

大きな松の木が数本あり

眼下にはチラリと川の流れ。

ゆっくり休憩できます。

分岐まで戻り

今度は藤谷川登山道を降りていきます。

こちらのほうが急斜面。

というか、岩場の崖です。

ロープを伝いながら慎重におりていくと

巨石群が現れます。

分岐の看板にあった「岩屋」別名

奇人の窟といわれている

8畳間ぐらいの洞窟があります。

すごくジメジメしていて

人が住めるとは思えませんが…

しかしながら

ここからの眺めは絶景〜

藤原岳、静ヶ岳、竜ヶ岳が並んで一望できます。

来て良かったーーと思える瞬間ですね。

登山口まで降りると

バスの時間までまだ１時間。

お腹が空いたので

奥永源寺の道の駅まで軽く走って

パンとビールをいただきました～

15:33のコミュニティバスに乗ると

運転手さんと３度目の出会い。

３往復のコミュニティバス(ちょこっとバス)政所線は

全便一人で担当することになってるそうで

いろんなお話が聞けました。

帰りはバス代の節約のため

山上停留所で近江電鉄バスに乗り換え

八日市→近江八幡経由

彦根でキャンプ用品を回収して帰路につきました。

 

これで鈴鹿１０座のうち８座コンプリート。

次回はイブネと銚子ヶ口を一気に攻めま〜す。

 

 

彦根～八日市～君が畑～天狗堂～政所～日本コバ～奥永源寺