
昨年走った各務原トレイル
の際に貰ったパンフレット。
各務原Alpsは標高200~300の山々が連なっていて
沢山のピークがありますが市街地から近いので
電車バスで容易にアプローチ出来ます。
アップダウンが多く距離も長いこのコース。
梅雨の晴れ間に挑戦することにしました。
エスケープルートも豊富なので安心です。
JR岐阜から各務原高校前のバスに乗り
7:55「北洞」(きたぼら)下車。
登山口までは徒歩で約15分。
これからの登る山並みを見ながら歩きます。
お寺の左手を登ると神社があり
多くの人が掃除をされているのを横目に登山道へ。
ほとんどが階段になっていて
キレイに整備されています。
それもそのはず
山頂には岩滝白山神社があり
鳥居や祠に賽銭箱も。
振り返ると濃尾平野の景色です。
右折するとやたらと多い
蜘蛛の巣に悩まされながらも
ここは送電線巡視路。快適です。
鉄塔を過ぎると
南側の素晴らしいパノラマが広がる
北山展望台。
明るい稜線を東進すると
北側の眺望が開け諏訪山の連なりが素敵。
一旦コルまで降りると
左手に無限階段です。
200段ほど・・・大汗かきながら登ると
ここにも鳥居。
権現山頂は蝶の舞う多度神社です。
なんでここに?と思っていると説明書き。
多度大社の末社だそうです。
ここの眺望が凄い。
北アルプス→中央アルプス→南アルプスが一望。
しばらく魅入ってしまいました。
稜線を北東へ。
今度は西方向の伊吹山が遠くに見えてきます。
その左には鞍部となっている関ヶ原を挟んで霊仙。
その南には養老山地です。
なるほどその先端は多度大社。良く見えます。
3つ目のピーク「北山」からは急勾配を下降。
一転して厳しい道となります。
岩がむき出しで時折手を付きながら慎重に降りる場所も。
でもコチラの方が初心者用の道とのこと(笑)。
10分チョイでコルとなっている市道の峠を横切ります。
こちらは急登の道を選んでのほぼ直登。
ロープや木々を掴みながら必死に登ると
大きなケルンのある稜線にでて左折。
間もなくもう一つの権現山です。
先程のは「各務原」こちらは「芥見」。
簡易の屋根付きベンチがあり南西&
北の眺めが良好です。 Uターンして東へ。
ちょっとくねってるので案内表示を確認しながら
ガンガン降りていきます。
主稜線を右に折れ標高150まで来ると
正面に小山が見えてきました。
北側から回り込んで
見晴らしのいい「どんぐり三峰」を
30分で巡りさらに東へ。
桐谷坂に出て北に向きを変えて峠まで行くと
右に観音さんと鉄梯子が見えてきます。
車道を渡り水が流れ落ちる谷筋を右折。
約10分登ると桐谷のコルに出て
徐々に左へカーブしながら尾根筋を登り
北に突き出た向山に向かいます。
それにしても暑い!!気温は30度を軽く超えてる感じ
出発から3時間が過ぎ
脚にも疲れが徐々に溜まってきました。
発汗が止まらず顔の汗が滴り落ち
虫も多くてまとわりついてきます。
たまらずスプレー使用。
景色の良い向山見晴らし台です。
恵那山・金華山・高賀山の表示。
3つとも綺麗に見えました〜
ここから一旦南の支陵を下りて
ピークを一つ拾いUターン。
再び見晴らし台に立って
ここでお昼と思っていたら先客あり。
右折して急勾配の岩稜を登って須衛山。
ここにも先客あり涙。先へ進みます。
ジメジメした北斜面を一気に下りて
コルから登り返してP262。
標識に沿って右折すると気持に良い稜線に出ます。
が、もうバテバテ。
写真を撮る余裕もなく
三つの小ピークを越えて鉄塔の立つ岩坂山
ここにもベンチに先客。
山頂での休憩は諦めて50m程下った
岩坂峠でザックをおろし
ブンブン飛び回る蜂を追い払って
お昼にありつけました(笑)見渡すと
沢
山の看板やお地蔵さん。
地元民に愛されてる道なんですね〜
元気を取り戻して今日の最高峰に向かいます。
岩稜を登ると双子岩。西方向の景色がGOOD。
ここまで歩いてきた山並みです。
標高310の小ピークまで尾根筋を喘ぎ喘ぎ登りながら
これまで登ってきたYAMAP認定ピーク数を計算すると
先程の岩坂山で699。
ということは、次の山頂で大台に!!
少し元気を取り戻して
小ピークを越えてコル・鍛冶屋尾根を通過。
新緑で覆われた稜線を
一歩一歩踏みしめながら登り切り
大きな反射板のある
「金山」山頂に到着しました〜。
三人のパーティが休憩中でしたので、
挨拶して記念の一枚を撮ってもらいました。
ありがとうございますm(_ _)m 南北両方向の景色を楽しんで
岩稜をさらに東へ。
関コープ尾根という
謎のネーミングを越えて大見晴台。
日本一の景色とのことでしたが
山の名前が良く分からず
同席?したカップルにお尋ねしました(笑)
西から能郷白山→高賀山→大日ヶ岳→鷲ヶ岳。
そして一部雲に隠れた山は乗鞍と御岳とのこと。
素晴らしいパノラマです。
アップダウンのある景色のいい稜線を下りながら
謎の断層跡→小岩見晴台→迫間城址分岐→
東屋のある休憩所を過ぎると展望台。
前回登った尾張富士やこれから行く
八木山の稜線が望めます。
残念ながら青く輝いてるはずの長良の流れは
前日までの雨のせいか茶色く濁っています。
尾根筋を下りて標高220で右折。
シダの小道をトラバースして南へ一気に下ると
芝生が広がる自然遺産の森です。
トイレをお借りして
あまりの暑さに頭に水を被り
手ぬぐいを水に浸して首に巻きます。
さあ残るは3つ。舗装道を歩き
八木山北登山口から入ります。
背中に仕込んだ1.5Lは底をつき
予備の500mlフラスクを握りしめ斜面に取り付きます。
急斜面を一気に登ると
第1ピークの表示。標高219。
目指すは標高296。まだまだですが
もう脚に来ているのでボチボチ登り。
明るい猛暑の稜線を歩いて
第2.第3.第4.第5まで来ると
右手に各務原アルプスの山並みが綺麗に見え
その向こうには逆光の伊吹山と霊仙。
左にカーブすると岩稜の連続。
第6ピークを過ぎると
山頂が見えてきます。
大汗かいて岩をよじ登り
もちろん景色は抜群。
ここに来て良かったーー「暑いですね〜」と、
向かいから来た登山者と声を掛け合ってすれ違い
間もなく八木山山頂。
いくつか石碑があって
南方向の摩天楼や伊勢湾も。
そして謎のレンガ造りの煙突が2つ。
80m下って清水谷道分岐のコルから
50m登り返して双子山。
名前の由来は不明。眺望なしです。
再び50m下りて新藤谷道分岐のコルからまたもや登り返し。
20mほどで緩やかな稜線。のんびり歩き。
間もなく最後に目指す山頂が見えてきます。すると、
→階段。←景色のいい岩場。
2つの表示。迷わず左へ。
鵜沼や犬山の市街地。観覧車や長良川。
緑鮮やかな尾張の山々。
ロープをしっかり握りながら
50m急登して愛宕山ピークです。
ここもいい景色。
先客も写真撮影。
眼下には苧ヶ瀬池も見えます。
残ったフラスクの水を一気に飲み干し
徐々に大きくなる住宅街を見ながら
岩稜を慎重に降りていき左折。
トラバースして笹の道を抜けると
15分ほどで西登山口です。
さすが地元愛がつまった登山道。
看板や標識が鈴なりです。
そしていきなり住宅街。
坂道を降りてまずは自販機で炭酸飲料を買い一息。
振り返ると愛宕山。
名鉄苧ヶ瀬(おがせ)駅でゴールです。
来週天気はどうかなー
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