夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

神無月の彼岸花

2019-10-03 18:22:20 | 日記・エッセイ・コラム

      神無月三日なのに、暑いです。

 

今日は2019年10月3日(木)

  昭和43年3月に私が卒業した静岡県沼津市郊外の中学校では、

暑さ寒さに関係なく、『衣替え』。

規則で、10月1日からは冬服着用。

 女子は、裏の付いたサージの紺色セーラー服。勿論長袖です。

男子は、詰め襟の黒い学生服。セルロイドの襟のカラーも痛そうで気の毒ですね…

 

 たった一枚しかない冬用セーラー服で、

来年の6月1日の夏服着用迄、過ごすのです。

  校則とは言え、かわいそうな中学生たち。

 

 地球温暖化が進んだ現在では、到底考えられない

学校あるあるパワハラですね…

自宅傍の荒れ地に咲く彼岸花

2019年10月2日(水) 撮影

 2000年位迄は、

彼岸花は、誰に教わった訳でも無いのに、毎年秋のお彼岸頃に咲くので、

彼岸花が咲き出すと、『ああ今年もお彼岸がやって来る!』

『暑さ寒さも彼岸迄』とは古の人々は季節の移り行く様を肌や植物で感じたのだと感心したものです……

 

 が、ここ数年彼岸花の咲く頃に

ああ涼しくなった。

やっと暑さから解放される。と言う肌から感じる秋の訪れの実感が薄れて来ているように思います。

今年は特に連日の夏日。

 上は、半袖のシャツは当たり前。

半ズボンに、靴下も吐かないでサンダル履きって、ここはハワイですか!?

 

朝晩は比較的過ごし易くなりましたが、昼間は暑~い神無月です。

 昭和時代の中学の校則。

今でも使われていませんように、御配慮お願い致します。

 

左下に露草の花が映っています…

背高アワダチソウ等、外来種の植物や雑草に覆い尽くされて咲く彼岸花。

暖かい地方からやって来た昼咲の朝顔のようですね……

 園芸用として持ち込まれた種類が野原に逃げ出した※ようです。

    ※空き地傍の女性が、枯れた植物を鉢やプランターごと廃棄しているのです●

 世界中、何処にでも  あのトランプ  みたいな自分だけよければ、後は野となれ山となれ  と言う自己中の人間って、いるのですね~

 

 私の故郷

静岡県沼津市郊外に三井ショッピングパーク ららぽーと沼津が明日10月4日(金)

オープンするようです。

私の生家の田んぼもありました。

 田んぼの畦道には、赤い彼岸花が沢山咲いていました!

彼岸花の咲いていた故郷の懐かしい景色。

 黄金色の田んぼと赤い彼岸花。

田んぼの中、腰を直角にして鎌で稲刈りをしていた母や故郷の懐かしい人々の姿を忘れることが出来ません……