沖縄の歌人による合同歌集が出ました。一人50首、私も参加しています。
昨年、沖縄の歌誌『くれない』に発表した自作短歌100首から厳選しての50首です。
~水茄子を割きて食べたる雨あがり爪まで茄子の色に染まりぬ~
沖縄には、水茄子はありませんのでこの一首は沖縄の誌面でかなり話題になり、好評でした。
この50首の作品タイトルは、代表者が決めるのですが私のは「水茄子」でした(笑)
水茄子は大阪・岸和田などの泉州地方の特産品です。大阪では平凡な一首ですが、沖縄では誰も食べた事がないので話題性があります。
~ダリヤ咲き黒土匂う足利路入道雲がふつふつと湧く~
この一首は、こちら関西でも好評でした。おそらく、誰も栃木に行った事がないからでしょうか…
自分が良いと思った自信作がボツになったり、全然ダメだと思ったのが受賞・入選したりするのが短歌の面白いところです。だから楽しくて、今まで続いているのです。
~鮒寿司を食べて近江の人となる琵琶湖の夜の灯の美しき~
そして、今住んでいる滋賀の短歌界ではこの一首が好評でした。
…こうして50首の作品群を見ていると、いろんなバリエーションの短歌を幅広く作歌したな~と感じました。
~飛べる位置までハードル低めつついろんな挑戦まだまだ続ける~
この一首にもあるように、平易な表現の分かりやすい短歌(低いハードル)を、毎日コツコツ続けていくのが当面の目標です。
本日も南の島から、さわやかな白いお花が届きました。
何と、もうセミがあちらこちらで鳴いているようです(苦笑)
早いですね~
もう高校野球の予選もはじまりました。
おいらも、始めて万願寺ししとうを食べた時は
びっくりしましたもん。
ましてや、大阪野菜は、沖縄の人にはなじみがないと思うし。
今度、野菜シリーズで作歌してみようと思います。
良し悪しもわからない私ですが、
歌を詠めるって、素敵だなぁ~って、
kenjiさんを見てると、改めて思います!
沖縄では、もうセミが鳴いてるんですか?!
夏はすぐそこ、ですね!
まだ梅雨だけど
_(^^;)ゞ
これからもどんどん作歌しますのでよろしくお願いいたします。
いや、そう言う問題じゃなくて、、、、美味しくて、ぺろりと食べて、尚、短歌。おお、素晴らし。
鮒寿司は、遂に食べる機会が無いまま、近江(関西)の人に、なり得ず。
なるほどなぁ。
ケンケン、短歌の自然なのが、向いているように思うなぁ。
金沢でゴーヤを育てをる人等日除けの後は豪華チャンプル
っぁあ~~~、吾には作れぬ。
「仰臥漫録」が届きもした。
一日に、20句近く作ってある日も。
平成13年に根岸の倉庫で原本が見付かった、の写真。兵庫県芦屋市の虚子記念文学館に収蔵されている、と。何ゆえ、ここにあるんか?
もともと詩を書くのが好きでしたので、どちらかというと短歌の方が、自由に作歌しやすいです。俳句は文字数が少ない上に、季語を覚えなければいけないのでけっこう大変です(笑)
高浜虚子文学記念館の件ですが、稲畑汀子氏が当時、何らかの事情で芦屋に持ち帰って現在に至るそうです。
ネットで検索したら「稲畑氏は犯罪者」「裁判中…」とかいろんな情報が飛び交っています。真相のほどは分かりませんが、良かったら調べてみてはいかがでしょうか…
そこに立ち入る元気はないよ。山茶花の俳句放談を、あの、A,B,C,Dで書かれているのを読んでもねえ、人物に余り魅力を感じないんだよね。
歳時記もね、さっき、骨太さんには、メッセージで返事を書いたのですが、季語そのものがねぇ、余りに、文化的で、ある種の特権化、を感じるものはあるのもの。
ホトトギス商店に、鵜飼はあっても鵜の季題は無いようにね。ワイルドだった俳諧を、矮小化させているような印象を持っています。
彼女に言わせると、若い人の俳句なんて、、、と放談に書いてあるが、何、本人だって、、、、、ですよ。その自覚が無いだけに、魅力が、ねぇ。
ま、お婆様お嬢様ですから、世間のこたぁ、大方、知らぬのだろ。そんだけの人のように感じております。でも、単に感じているだけで、付き合ってみたら、気に入るかもしれんのが、吾の好い加減なところ、と分かっているのですけどね。
独特の才はあるよね。
古典の素養は無いみたいだけど、それだけに、新しかった、のですものね。