このほど、埼玉東部消防組合と埼玉県解体業協会は、災害時における消防活動に協力する旨の協定を締結しました。

埼玉県解体業協会 河野会長と
この協定の締結により、災害発生時の消防活動において、高い技術力と豊富な知識・経験をお持ちの埼玉県解体業協会の皆様に支援をいただけることになります。
さて、昨年2月に発生した三芳町の大型物流倉庫の火災において、消火活動が難航し、鎮火までに多くの時間を要したことは、記憶に新しいところです。
埼玉東部消防組合管内(久喜市、加須市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町の4市2町)には、関東有数の交通利便性から、大規模な工場や物流施設が数多く立地しており、これらの施設において、同様のことが起こらないとも限りません。
三芳町の消火活動においては、民間企業の大型重機を活用して外壁を破壊し、建物内部への放水を可能としたことの効果が大きかったといわれています。
このたびの協定締結により、消防組合が保有する資機材では対応が困難な大規模災害の際、速やかに大型重機を有する解体事業者の皆さまの協力を頂けることとなり、迅速かつ効率的に消火活動を実施できる体制が整えることができたものと考えています。
埼玉県解体業協会様のご協力に、心よりの御礼を申し上げます。

協定書に調印後、埼玉県解体業協会役員の皆さまと救助工作車の前で
(右から引間副会長、河野会長、私、金本副会長、小林専務理事、木村事務局長)
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