午前３時の闖入者

私には元来、変に神経質な処がある。

たーきちが何時に帰ってくるのか、心配で眠れないし、
少しでも音がすると起きちゃうので、彼がベッドに入るまで安眠出来ない　
おかげで本が一冊読めたけどね。


一昨日、たーきちと一緒に飲んでたのは大学時代のバレーボール部のＯＢと
同級生の朝ちゃん。

ま、オヤジの憩いの場である新橋で飲んでるんだから、
歩いて帰って来れる距離だし、何の心配もないんだけどね。
その朝ちゃんと一緒に帰って来たのが夜中？朝？の午前３時過ぎ。


で、その日の早朝　

携帯のバイブと、音楽が流れた・・・？・・私か？いや違う・・・寝に入る。

また５分後・・・そのまた五分後に、鳴る・・・止まるの繰り返し。
携帯のアラーム、スヌーズってヤツですか？
これが超眠い朝方６時半から３０分続いたのよーっ　


それでも起きない朝ちゃん　・・・止めてーっ、つーか止めろっ

これ以上続いたら私・・・何を使って彼を殴っていたでしょうか・・・
恐ろしい事です。

「あいつさー、学生の頃消防士目指してたんだけど、その頃から起きれなくてさー。
　万が一なれたとしても、爆睡してる間に全焼しちゃうよって
　みんなで笑ってたんだよね　」


きーっ となってる私に、耳元で話すたーきちさん。


なれなくてよかったよ。

それだけで人助けだよ、朝ちゃん ・・・・